赤いヨット、黒いヨット 歌詞 鈴木マツヲ ふりがな付

子供こどもの頃ころに思おもったね 赤あかいヨットに乗のり込こみ
南みなみの島しまに着つく スイカ畑ばたけでそう思おもった
ここで生うまれたから ここで生いきたくない
子供こども心ごころは 時ときには正ただしい 嘘うそをつくんだよね

十じゅう代だいの頃ころ思おもったね 黒くろいヨットに塗ぬり替かえ
隣となりの浜はまに着つく 放送ほうそう室しつでそう思おもった
ここで大おおきくなったら ここででかいことを
一ひとつや二ふたつ やる時ときが来くる 嘘うそじゃないんだよね

氷こおりを入いれたウイスキーレッド
飲のんで廊下ろうかにぶちまけ
人ひととの付つき合あいなら もういいさ
船酔ふなよいのほうが まだまし
夜よるに挟はさまれて 昼ひるに閉しめ出だされ
隙間すきまに 潜もぐり込こむのさ

周まわりはしけたカントリーロード
朽くちた艀はしけがあるだけ
今いまとの付つき合あいなら もういいさ
船酔ふなよいのほうが まだまし
明日あしたに挟はさまれて 今日きょうに閉しめ出だされ
隙間すきまに 潜もぐり込こむのさ

ここで生うまれたら ここで死しにはしない
隣となりの入いり江え 目指めざすさ