藍を見つけて 歌詞 ミセカイ ふりがな付

ねえ、憶おぼえていて

沈しずんで行いく青あおに
傾かたむく夕日ゆうひをなぞって
掬すくえそうな月つきをまた見みてる

夕凪ゆうなぎが髪かみを撫なでるように
君きみを探さがしている

いつまでも笑わらっていて
ー泣なき顔がおを見みせて
ずっと忘わすれないでいて
ー離はなれないで
どうか変かわらないでいて
ー痛いたみを知しって
愛あいを見みつけて

翳かざしたこの手てに
"儚はかない幻まぼろしを見みせて"
触ふれられそうな星ほしに願ねがいを

掬すくえそうな月つきに君きみを想おもっているよ
触ふれられないまま
迫せまる青あおに沈しずんでいく

振ふり向むかないでね
朧おぼろげなままでいて
花はなびら舞まうように

どうか忘わすれないでいて
悲かなしみも憶おぼえていて
誰だれよりも想おもっていた
あの日々ひびに嘘うそはないの

憎にくしみは抱かかえたままで
生いきるのは苦くるしいでしょう
手向たむけとなるこの唄うたを

いつまでも笑わらっていて
ー泣なき顔がおを見みせて
ずっと忘わすれないでいて
ー離はなれないで
どうか変かわらないでいて
ー痛いたみを知しって
藍あいを見みつけて

おくった花束はなたばが君きみを彩いろどるように
月つきの光ひかりが君きみの行ゆく日々ひびを照てらすように