「前まえにならえ」に今日きょうも
従したがう言葉ことばの奴隷どれいばかり
だけどこの教室きょうしつの前まえに
ならうべき背中せなかは見みえなくて
もしも僕ぼくが良いい子こであれば
ただ聞きき分わけの良いい子こであれば
カバンに隠かくしてた夢ゆめも
取とり上あげられず済すんだのでしょうか?
ならば もっと分わかるように
そうだ いっそ最初さいしょから
首輪くびわでも付つければいいのに
‥‥なんて馬鹿馬鹿ばかばかしくて笑わらえるよ
誰だれかの望のぞむような
都合つごうの良いいだけの優等ゆうとう生せいは飽あき飽あきなんだ
「雨あめはいつか止やむ」なんて
「夜よるはいずれ明あく」なんて
誰だれでも言いえる綺麗きれい事ごとだ
無責任むせきにんに放はなつ慰なぐさめだ
勝かちや希望きぼうは全部ぜんぶ
恋こいや友情ゆうじょうも全部ぜんぶ
ここを出でればすぐ解とける魔法まほう
それだけは誰だれにも変かえられないから
響ひびき渡わたったチャイム
与あたえられた解答欄かいとうらんを
どんな言葉ことばで埋うめたって
埋うまらないこの心こころの隙間すきま
そこを明あけ渡わたしてちゃダメだ
誰だれかに入はいり込こませちゃダメだ
自分じぶんで空あけたその穴あなを
埋うめていいのは自分じぶんだけなんだ
誰だれもが望のぞむような
都合つごうの良いいだけの優やさしさは聞きき飽あきたんだ
「アレはいつか病やむ」なんて
「欲よくをかけば悪あく」なんて
言いわれ出だしたなら上等じょうとうだ
後うしろ指ゆびをさされ生いきてきた
過去かこの失望しつぼうも全部ぜんぶ
憂うれいも喜よろこびも全部ぜんぶ
この手てにある僕ぼくだけのもの
それだけは誰だれにも変かえさせないから
「死しにたい」も「生いきたい」も
否定ひていされてしまうような
残酷ざんこくな時代じだいで目めが醒さめたんだ
期待きたい外はずれ 予報よほうはズレ
でも未来みらいは等ひとしく僕ぼくにも
いや、誰だれにも分わかるはずはない
だから僕ぼくは行いくんだ
僕ぼくの意思いしで行いくんだ
ほら ほら ほら
今いま繋つなぐ 繋つなぐ
生いきた証あかしを
まだ続つづく 続つづく
歪いびつな足跡あしあとで
失うしなった感情かんじょうすらかき集あつめて
今いま紡つむぐ 紡つむぐ
僕ぼくの言葉ことばを
僕ぼくのこの手てでずっと
「前maeにならえninarae」にni今日kyouもmo
従shitagaうu言葉kotobaのno奴隷doreiばかりbakari
だけどこのdakedokono教室kyoushitsuのno前maeにni
ならうべきnaraubeki背中senakaはha見miえなくてenakute
もしもmoshimo僕bokuがga良iいi子koであればdeareba
ただtada聞kiきki分waけのkeno良iいi子koであればdeareba
カバンkabanにni隠kakuしてたshiteta夢yumeもmo
取toりri上aげられずgerarezu済suんだのでしょうかndanodesyouka?
ならばnaraba もっとmotto分waかるようにkaruyouni
そうだsouda いっそisso最初saisyoからkara
首輪kubiwaでもdemo付tsuければいいのにkerebaiinoni
‥‥なんてnante馬鹿馬鹿bakabakaしくてshikute笑waraえるよeruyo
誰dareかのkano望nozoむようなmuyouna
都合tsugouのno良iいだけのidakeno優等yuutou生seiはha飽aきki飽aきなんだkinanda
「雨ameはいつかhaitsuka止yaむmu」なんてnante
「夜yoruはいずれhaizure明aくku」なんてnante
誰dareでもdemo言iえるeru綺麗kirei事gotoだda
無責任musekininにni放hanaつtsu慰nagusaめだmeda
勝kaちやchiya希望kibouはha全部zenbu
恋koiやya友情yuujouもmo全部zenbu
ここをkokowo出deればすぐrebasugu解toけるkeru魔法mahou
それだけはsoredakeha誰dareにもnimo変kaえられないからerarenaikara
響hibiきki渡wataったttaチャイムchaimu
与ataえられたerareta解答欄kaitouranをwo
どんなdonna言葉kotobaでde埋uめたってmetatte
埋uまらないこのmaranaikono心kokoroのno隙間sukima
そこをsokowo明aけke渡wataしてちゃshitechaダメdameだda
誰dareかにkani入haiりri込koませちゃmasechaダメdameだda
自分jibunでde空aけたそのketasono穴anaをwo
埋uめていいのはmeteiinoha自分jibunだけなんだdakenanda
誰dareもがmoga望nozoむようなmuyouna
都合tsugouのno良iいだけのidakeno優yasaしさはshisaha聞kiきki飽aきたんだkitanda
「アレareはいつかhaitsuka病yaむmu」なんてnante
「欲yokuをかけばwokakeba悪aku」なんてnante
言iわれware出daしたならshitanara上等joutouだda
後ushiろro指yubiをさされwosasare生iきてきたkitekita
過去kakoのno失望shitsubouもmo全部zenbu
憂ureいもimo喜yorokoびもbimo全部zenbu
このkono手teにあるniaru僕bokuだけのものdakenomono
それだけはsoredakeha誰dareにもnimo変kaえさせないからesasenaikara
「死shiにたいnitai」もmo「生iきたいkitai」もmo
否定hiteiされてしまうようなsareteshimauyouna
残酷zankokuなna時代jidaiでde目meがga醒saめたんだmetanda
期待kitai外hazuれre 予報yohouはhaズレzure
でもdemo未来miraiはha等hitoしくshiku僕bokuにもnimo
いやiya、誰dareにもnimo分waかるはずはないkaruhazuhanai
だからdakara僕bokuはha行iくんだkunda
僕bokuのno意思ishiでde行iくんだkunda
ほらhora ほらhora ほらhora
今ima繋tsunaぐgu 繋tsunaぐgu
生iきたkita証akashiをwo
まだmada続tsuduくku 続tsuduくku
歪ibitsuなna足跡ashiatoでde
失ushinaったtta感情kanjouすらかきsurakaki集atsuめてmete
今ima紡tsumuぐgu 紡tsumuぐgu
僕bokuのno言葉kotobaをwo
僕bokuのこのnokono手teでずっとdezutto