よし子ちゃん 歌詞 赤えんぴつ(バナナマン) ふりがな付

貴女あなたと私わたしの恋物語こいものがたり
素敵すてきな出会であいは突然とつぜんに
煩うるさい日差ひざしにビショビショの僕ぼく
オシャレなカフェに飛とび込こんだ

エプロン姿すがたの君きみに出会であった
可愛かわいいお団子だんご頭あたまに釘付くぎづけで
気きの利きいたことも言いえない僕ぼくは
うつむき加減かげんで「ナポリタン」
(ナポリタンください)
あの日ひから毎日まいにちカフェに毎日まいにち
生うまれてきた目的もくてきのように
毎日まいにち毎日まいにち君きみの笑顔えがお
交かわす言葉ことばは「ナポリタン」
(ナポリタンください)

でも人生じんせいを賭かけた壮大そうだいな作戦さくせん
ゆっくりじっくり孤独こどくな戦たたかい
君きみを君きみを手てに入いれるためだけの
作戦さくせん名めいは「恋人こいびと」

不潔ふけつな男おとこは嫌きらわれる
雑誌ざっしでそう書かいてあったから
服装ふくそう髪型かみがた気きを遣つかい
香水こうすいなんかも振ふってみた
毎日まいにち穴あなが開あくほど盗ぬすみ見みた
君きみの勤務きんむシフトは頭あたまに入はいってる
今日きょうすごいことを発見はっけんしたんだ
君きみの首元くびもとホクロ可愛かわいい
(もっと見みつけたい)
友達ともだちに君きみのことを話はなした
僕ぼくは相当そうとう気持きもち悪わるいみたい
ありゃりゃこれは大変たいへんだ
神かみ様さま助たすけて最悪さいあくだ
(どうすりゃいいんだ!)
でも人生じんせいを賭かけた壮大そうだいな作戦さくせん
ゆっくりじっくり孤独こどくな戦たたかい
君きみを君きみを手てに入いれるためだけの
作戦さくせん名めいは「恋人こいびと」
あれは雪降ゆきふるクリスマスの日ひ
当あたり前まえのように僕ぼくはカフェにいた
店長てんちょうさんが君きみと僕ぼくと3人にんで
トークを回まわしだした
店長てんちょうありがとう今いま考かんがえると
クリスマスにあそこにいたと言いう事ことは
特別とくべつな人ひとと過すごしてはいない?
こんな素敵すてきなプレゼント
(サンキュー店長てんちょう!)
あの日ひを境さかいに君きみとおしゃべり
普通ふつうにあたりまえに君きみとおしゃべり
他愛たわいもないことでおしゃべり
こんな日ひが来くるなんて
(はははははは)
でも人生じんせいを賭かけた壮大そうだいな作戦さくせん
ゆっくりじっくり孤独こどくな戦たたかい
君きみを君きみを手てに入いれるためだけの
作戦さくせん名めいは「恋人こいびと」

人生じんせいは全まったくわからない
君きみを見みつけることができた
大成功だいせいこうラッキーだったんだ
しかも君きみからご飯はんの誘さそい
ご飯はんの当日とうじつ何なにを着きていけばいい?
迷まよった僕ぼくはスーツで行いったんだ
私服しふくの君きみも可愛かわいくて
結局けっきょく食たべたのはナポリタン
(あちゃー)
その日ひの帰かえりがけに言いったんだ
作戦さくせんの大詰おおづめ決戦けっせんの時とき
僕ぼくは「付つき合あってください」
君きみは笑わらいながらうなずいた
(やったぜベイベー!)
でも人生じんせいを賭かけた壮大そうだいな作戦さくせん
ゆっくりじっくり孤独こどくな戦たたかい
君きみを君きみを手てに入いれるためだけの
作戦さくせん名めいは「恋人こいびと」
あれから7年ねん経たちまして
両親りょうしん友人ゆうじんに囲かこまれ
こんな日ひが来くるなんて
1番ばん泣ないてるのは僕ぼくだった
でも人生じんせいを賭かけた壮大そうだいな作戦さくせん
ゆっくりじっくり孤独こどくな戦たたかい
君きみを君きみを手てに入いれるためだけの
作戦さくせん名めいは「幸しあわせ」
あれからカフェには行いかなくなったけど
君きみのいない明日あしたは意味いみがない
毎日まいにち毎日まいにち僕ぼくの目めの前まえには
目めの前まえにはナポリタン
(毎日まいにち?!)