音のない街 歌詞 LAWBLOW ふりがな付

音おとのない街まち 今いまも僕ぼくは歌うたい続つづけるよ
もう二に度どとこの街まちから 音色ねいろが途切とぎれないように

別べつに昔むかしから賑にぎやかな街まちじゃない 音おとどころか人ひとすら見当みあたらない
花火はなび大会たいかいもしくは初詣はつもうで 『こんなに人ひと住すんでたんだな』って驚おどろく
そんな街まちで僕ぼくは生うまれて 何なにもない街まちの静しずけさこそが
ここの良よさなんだろうなってそう思おもってた そう思おもってた…

想像そうぞうできるだろうか? 太陽たいよう登のぼる昼間ひるまの真夜中まよなかに似にた静寂せいじゃくを
僕ぼくの知しらない誰だれかの暮くらす音おとが彩いろどる
静しずかな街まちと音おとのない街まちとは同おなじじゃない

音おとのない街まち 今いまも僕ぼくは歌うたい続つづけるよ
もう二に度どとこの街まちから 音色ねいろが途切とぎれないように

あの日ひ 翌日よくじつ家いえまで歩あるいた 15㎞きろの道みちのりをただただ歩あるいた
その間あいだずっと感かんじてた違和感いわかんは 景色けしきのせいだけとは違ちがかった
あの人ひとの あの人ひとの あの人ひとの あの人ひとの…
生いきることで生うまれる音おとの一ひとつ一ひとつ聞きこえてこなかった

想像そうぞうできるだろうか? 太陽たいよう登のぼる昼間ひるまの真夜中まよなかに似にた静寂せいじゃくを
僕ぼくの知しらない誰だれかの暮くらす音おとが彩いろどる
静しずかな街まちと音おとのない街まちとは同おなじじゃない

音おとのない街まち 今いまも僕ぼくは歌うたい続つづけるよ
もう二に度どとこの街まちから 音色ねいろが途切とぎれないように

テレビに映うつらない匂におい 写真しゃしんに残のこらない音おと 瞳ひとみに映うつらない悲かなしみばかりじゃない
生いきてまた会あえた幸しあわせも歌うたうよ

思おもってる以上いじょうに人ひとってのは弱よわくて でもそれ以上いじょうに人ひとってのは強つよくて
もう二に度どと聞きこえないはずの音おと達たちが 今いま確たしかにこうして聴きこえる
今日きょう、終おわらせない誰だれかの
明日あした、諦あきらめない誰だれかの
誰だれかの生いきてる証拠しょうこが この街まちを鳴ならしていく

音おとの鳴なる街まち 今いまも僕等ぼくら歌うたい続つづけてく
今日きょうそして明日あした ずっと音色ねいろが途切とぎれないように

音おとの鳴なる街まち 今いまも僕等ぼくら歌うたい続つづけてく
今日きょうそして明日あした ずっと音色ねいろが途切とぎれないように

音おとのない街まち 今いまも僕ぼくは歌うたい続つづけるよ
もう二に度どとこの街まちから 音色ねいろが途切とぎれないように