ふぁうんどふってーじ 歌詞 ■37 feat. IA ふりがな付

愛あいされたいと願ねがっていた
見みたくないものばかり見方みかたを覚おぼえた
伝つたえたいことは一ひとつもなかった
然されども鮮あざやかに奇きを衒てらう世界せかい観かん

盲目的もうもくてき想像そうぞうからすべてがすべてと乖離かいりして
至いたらない壁かべ裏うら掻かき消けす
鳴なりやまないビージーエム
壊こわれ揺ゆらぐ夢ゆめ模様もようの次元じげん

どこからどこまでもくすんだイエローの
終おわりなき孤独こどくに踊おどる
ここでは何なにもかもが満みたされて
無邪気むじゃきに狭せまい浴槽よくそうに浸つかっている

すべて知しっていたあの頃ころを
大人おとなになるまでは見みえた煌きらめく情景じょうけいを

痛いたましく期待きたいばかりの美学びがくが
誰だれもがこれだと語かたる
無自覚むじかくばかりがと妬ねたむ程ほどに
無む意味いみになるような
ここが夢ゆめでないならば

愛あいせるほど何なにもないんだと
嫌きらいになれないままいたいんだ思おもうまま
書かいた音楽おんがくはノイズみたいに

要いらない心情しんじょう
言いわない真相しんそう枉まげて
取とり違ちがえたように雑音ざつおんに堕おちてゆく

盲目的もうもくてき想像そうぞうからすべてがすべてと乖離かいりして
至いたらない壁かべ裏うら掻かき消けす
冷さめやらない404
壊こわれ揺ゆらぐ夢ゆめ模様もようの事実じじつ

どこからどこまでもくすんだイエローの
終おわりなき孤独こどくに踊おどる
ここでは何者なにものかもわからないまま
無邪気むじゃきに狭せまい浴槽よくそうに浸つかっている