白鳥 歌詞 くじら ふりがな付

窓まど 開あけ放はなして走はしる夕暮ゆうぐれの
匂においや思おもい出で 見みえない明日あすの事こと
少すこしずつ変かわっていく
私わたし達たちの中身なかみ含ふくめた
形かたちを愛あいして欲ほしいのです

カーテンの裾すそが足たりないとか
水道すいどう電気でんきが停とまったとか
笑わらえる話はなしになればいいね
笑わらえる話はなしをあなたとしたいよ
でも日々ひびには閉口へいこうしてしまう
出来でき事ごとばかりです 悔くやしさもないほど
でもそれ踏ふまえて生いきてくんなら
強つよく強つよく歩あるいていこうぜ

窓まど 開あけ放はなして走はしる夕暮ゆうぐれの
街並まちなみ 人々ひとびと 忘わすれてしまうけど
少すこしずつ変かわっていく 私わたし達たちの中身なかみ含ふくめた
形かたちを愛あいして欲ほしいのです

心こころ穏おだやかに 例たとえばもういない猫ねこに似にた配色はいしょくとか
私わたしにしか光ひからない灯あかりがある
みたいな暮くらしを探さがし続つづけている

古ふるい傷きず、努力どりょくすらぼやけてゆくから
新あたらしい暮くらしをただただ必死ひっしに
冷房れいぼうの話はなしになればもう夏なつ
また一ひとつ季節きせつを生いき抜ぬいたようです

壁かべにかかってる服ふく ほぼ私わたしと呼よんでいいほどに
愛あいしている
細ほそい路地ろじ一ひとつ抜ぬければ
もう日ひが暮くれる

窓まど 開あけ放はなして走はしる夕暮ゆうぐれも
充電じゅうでん気きにして走はしった帰かえり道みちも
笑わらい話ばなしにしたくない熱ねつで生いきた日々ひびの
続つづきに立たってる
何者なにものでなくとも