かたちあるもの、ぼくらをたばねて 歌詞 The Novembers ふりがな付

きみはいつも祈いのっている
時間じかんが止とまってしまえばいい
同おなじページめくっていた
消きえかけた文字もじをなぞって

破やぶり捨すてた
何度なんども破やぶり捨すてた
何なにかを伝つたえようとして
何度なんども伝つたえようとして

浮うかんだままの熱帯魚ねったいぎょ
長ながい映画えいがのワンシーンのよう
世界せかいはまるでスローモーション
きみはもう そこを出でていけるんだ

歩あるき出だして
いつでも歩あるき出だして
何なにかを伝つたえようとして
何度なんども伝つたえようとして

かたちあるもの、ぼくらをたばねて
ゆるぎないもの、ぼくらを流ながれてる
持もちきれないほど
思おもい出で並ならべて眺ながめて
忘わすれていく
あどけない寝顔ねがおを
眺ながめていたい

どこにいるの
ねえ今いまどこにいるの
何なにかを伝つたえようとして
何度なんども伝つたえようとして

かたちあるもの、ぼくらをたばねて
あたたかいもの、ぼくらを流ながれてる
くだらないこと
笑わらい転ころげて
いつものように暮くらしたい
あどけない笑顔えがおを
見みつめていたい

きみはいつも祈いのっていた
時間じかんが止とまってしまえばいい
次つぎのページめくっていた
ほら うちに帰かえろう
歩あるいて行いこう
あと少すこし