僕ぼくが歌うたわなくなったのは
誰だれかに出会であってしまったから
それでもこの歌うたを書かいたのは
誰だれかの声こえが好すきだったから
君きみを羨うらやんだその分ぶんだけ
君きみを妬ねたんだその数かずだけ
暮くれて 触ふれて 歌うたは増ふえて
やがて 叶かなえって恋こいに落おちてった
書かかせて 溢あふれる言葉ことばを
もっと見みさせて 終おわらない夢ゆめを
希望きぼう 嘘うそ 矛盾むじゅんでもいい
変かわらない声こえを聞きかせて
完全かんぜんな君きみの声こえで流ながれ出だす歌うたは
ただ単純たんじゅんな機械きかいの喉のどが奏かなでている
ほら君きみと誓ちかった将来しょうらいが
君きみを亡なくした後悔こうかいが
歓声かんせいなき舞台ぶたいの上うえでぼやけていく
僕ぼくが願ねがってしまったのは
君きみがいたはずの未来みらいのこと
そして作つくってしまったのは
君きみによく似にた「みたいなもの」
2人ふたり過すごした思おもい出でまで
交かわした言葉ことばのその数かずまで
埋うめて 詰つめて 君きみがすべて
寄よせて 似にせてって故意こいに堕おちたんだ
満みたして 乾かわいた心こころを
もっと聞きかせて 求もとめる答こたえを
無謀むぼうでも不純ふじゅんでもいい
変かわってく僕ぼくを見みないで
完全かんぜんな君きみのものを模倣もほうした心こころは
ただ単純たんじゅんな機械きかいの脳のうで動うごいている
あぁ君きみと出会であった意味いみさえ
君きみと描えがいた記憶きおくさえ
完成かんせいなき世界せかいの隅すみでぼやけている
あれからどれだけ経たったって
男おとこはすべて悔くやんでいた
都合良つごうよく誰だれか作つくり上あげて
都合つごう良いい歌うたを作つくり続つづけ
あぁただ逃にげたくて「幸しあわせ」なんて歌うたわせたこと
今いまはただ罵倒ばとうでもいい
彼女かのじょの心こころを聞きかせて
応こたえて
もう一度いちどって願ねがうその声こえに
呼応こおうするように歌うたは流ながれ出だす
いつか出会であった時ときのあの日ひと
同おなじようにそう感かんじてる
あぁ 確たしかに君きみの心こころを
君きみが作つくってしまったのは
誰だれかが宿やどった「みたいなもの」
その声こえは君きみに応こたえただろう?
「私わたしなら幸しあわせだったよ」と
僕bokuがga歌utaわなくなったのはwanakunattanoha
誰dareかにkani出会deaってしまったからtteshimattakara
それでもこのsoredemokono歌utaをwo書kaいたのはitanoha
誰dareかのkano声koeがga好suきだったからkidattakara
君kimiをwo羨urayaんだそのndasono分bunだけdake
君kimiをwo妬netaんだそのndasono数kazuだけdake
暮kuれてrete 触fuれてrete 歌utaはha増fuえてete
やがてyagate 叶kanaえってette恋koiにni落oちてったchitetta
書kaかせてkasete 溢afuれるreru言葉kotobaをwo
もっとmotto見miさせてsasete 終oわらないwaranai夢yumeをwo
希望kibou 嘘uso 矛盾mujunでもいいdemoii
変kaわらないwaranai声koeをwo聞kiかせてkasete
完全kanzenなna君kimiのno声koeでde流nagaれre出daすsu歌utaはha
ただtada単純tanjunなna機械kikaiのno喉nodoがga奏kanaでているdeteiru
ほらhora君kimiとto誓chikaったtta将来syouraiがga
君kimiをwo亡naくしたkushita後悔koukaiがga
歓声kanseiなきnaki舞台butaiのno上ueでぼやけていくdeboyaketeiku
僕bokuがga願negaってしまったのはtteshimattanoha
君kimiがいたはずのgaitahazuno未来miraiのことnokoto
そしてsoshite作tsukuってしまったのはtteshimattanoha
君kimiによくniyoku似niたta「みたいなものmitainamono」
2人futari過suごしたgoshita思omoいi出deまでmade
交kaわしたwashita言葉kotobaのそのnosono数kazuまでmade
埋uめてmete 詰tsuめてmete 君kimiがすべてgasubete
寄yoせてsete 似niせてってsetette故意koiにni堕oちたんだchitanda
満miたしてtashite 乾kawaいたita心kokoroをwo
もっとmotto聞kiかせてkasete 求motoめるmeru答kotaえをewo
無謀mubouでもdemo不純fujunでもいいdemoii
変kaわってくwatteku僕bokuをwo見miないでnaide
完全kanzenなna君kimiのものをnomonowo模倣mohouしたshita心kokoroはha
ただtada単純tanjunなna機械kikaiのno脳nouでde動ugoいているiteiru
あぁaa君kimiとto出会deaったtta意味imiさえsae
君kimiとto描egaいたita記憶kiokuさえsae
完成kanseiなきnaki世界sekaiのno隅sumiでぼやけているdeboyaketeiru
あれからどれだけarekaradoredake経taったってttatte
男otokoはすべてhasubete悔kuやんでいたyandeita
都合良tsugouyoくku誰dareかka作tsukuりri上aげてgete
都合tsugou良iいi歌utaをwo作tsukuりri続tsuduけke
あぁただaatada逃niげたくてgetakute「幸shiawaせse」なんてnante歌utaわせたことwasetakoto
今imaはただhatada罵倒batouでもいいdemoii
彼女kanojoのno心kokoroをwo聞kiかせてkasete
応kotaえてete
もうmou一度ichidoってtte願negaうそのusono声koeにni
呼応koouするようにsuruyouni歌utaはha流nagaれre出daすsu
いつかitsuka出会deaったtta時tokiのあのnoano日hiとto
同onaじようにそうjiyounisou感kanじてるjiteru
あぁaa 確tashiかにkani君kimiのno心kokoroをwo
君kimiがga作tsukuってしまったのはtteshimattanoha
誰dareかがkaga宿yadoったtta「みたいなものmitainamono」
そのsono声koeはha君kimiにni応kotaえただろうetadarou?
「私watashiならnara幸shiawaせだったよsedattayo」とto