大生解 歌詞 音羽-otoha- ふりがな付

世界せかいが全部ぜんぶ間違まちがっていて君きみが正ただしいと
最高さいこうな理不尽りふじんを掲かかげて待まってるよ
曖昧あいまいなのに現実げんじつ的てきでどこか冷つめたくて
熱苦あつくるしくて傲慢ごうまんな嘘うそみたいな本当ほんとうさ

嗚呼ああ ここじゃない何処どこかへと
消きえたくなる
嗚呼ああ 自分じぶんじゃない誰だれかに
生うまれ変かわりたくなる
小ちいさな花瓶かびんの中なかで
息いきが詰つまってしまいそうで
それでも僕ぼくらただ根ねを、手てを伸のばす 生いきてさえ

生いきてさえ
生いきてさえ
生いきてさえいてくれりゃいい
生いきてさえいれば
それだけで大生だいせい解かい
生いきてさえ

僕ぼくの頭あたまの操縦席そうじゅうせきはとうに空あいたのに
お節介せっかいなほどオートマティックに
鼓動こどうは止とまらない
単純たんじゅんなのに変則的へんそくてきでどこか寂さみしくて
独ひとりよがりで身勝手みがってな美うつくしい醜態しゅうたいさ

嗚呼ああ この場所ばしょが
世界せかいの全すべてじゃないことくらい
嗚呼ああ 夜よるは明あけて 雨あめは止やむことくらい
分わかってんだ
眩まぶしい液晶えきしょう画面がめん 綺麗きれい事ごとばかりの歌うた
僕ぼくらが帰かえる答こたえは、どこにあるの?

誰だれが君きみを縛しばり付つけようとも
突つき刺さそうとも
君きみが消きえていい理由りゆうにはならない
誰だれが許ゆるしても この声こえが届とどく限かぎり
僕ぼくが許ゆるさない

生いきてさえ
生いきてさえ
生いきてさえいてくれりゃいい
生いきてさえ
生いきてさえいれば
それだけで大生だいせい解かい
生いきてさえ

生いきてさえ
生いきてさえいれば
君きみの存在そんざいを不ふ生せい解かいにはさせない