夏が嫌いだ 歌詞 アサイウミ feat. 音街ウナ ふりがな付

8月がつに似につかぬ白しろさの
静寂せいじゃくを纏まとった寝室しんしつ
頭あたまの中なかを繰くり返かえす
君きみが遺のこした世界せかいだ
身震みぶるいするほどの暑あつさに
響ひびくこともない唄うたに
何度なんども立たち止どまってしまったんだ

やりたいことも見みえないまま
言いえなかったさよならで
明日あすを拒こばんでいる

夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
遠とおく空そらの彼方かなた、僅わずか
君きみを想おもってしまうよ
夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
あの日ひのままの夏なつが嫌きらいだ

独ひとり残のこされた夕暮ゆうぐれは
何処どこか皮肉ひにくげな茜色あかねいろ
見みえるもの全すべて歪ゆがむのは
僕ぼくの劣等感れっとうかんの所為せいだ
酷ひどく掠かすれた雨あめの音おとに
泣なける訳わけもない歌詞かしに
どうして心こころ奪うばわれたのだろうか

夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
夜風よかぜ、凪ないだ想おもいだけ
君きみに届とどきそうにもないよ
夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
あの日ひのままの僕ぼくが嫌きらいだ

幽かすかに揺ゆらぐ影法師かげぼうし

忘わすれたいよ 忘わすれたいよ
君きみと交かわした約束やくそくも
いつかは辛つらさへと変かわってしまうから
忘わすれたいよ 忘わすれたいよ
君きみが好すきだった空そらも、雲くもも、星ほしも、藍あいも、海うみも
全部ぜんぶを嫌きらいにさせてくれ

夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ

夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
嫌きらいだ 嫌きらいだ 嫌きらいだ 嫌きらいだ 嫌きらいだ

夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ

夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
遠とおく空そらの彼方かなた、僅わずか
君きみを想おもい出ださせるな
夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
夏なつが嫌きらいだ 夏なつが嫌きらいだ
あの日ひのままの夏なつが嫌きらいだ