左手 歌詞 月虹 ふりがな付

うちへ急いそぐ はしゃいだ靴音くつおとに
扉とびらの向むこう 響ひびく笑わらい声ごえ
どこの窓まども あかり灯ともる
オレンジ色いろ淡あわく
泣ないて 泣ないて ずっと 泣ないて
残のこるさみしさ 抱だきしめ
愛あいの意味いみなんて 何なんにも知しらず
逃にげてしまったの あの時とき私わたし
振ふり返かえることに 気付きづいていたら
見みつけられたでしょう 温ぬくもりを

若わかかったと 言いい訳わけする度たびに
愚おろかな過去かこが 胸むねをかきむしる
信しんじていた 自由じゆうなんて
嘘うそばかりの神話しんわ
落おちて 落おちて もっと 落おちて
全部ぜんぶ闇夜やみよに 消きえてく
愛あいをくれたのは 誰だれでもなくて
あなた一人ひとりなの この先さきもまた
後うしろ姿すがただけ 眺ながめてみるわ
遠とおく離はなれてゆく 左手ひだりてを

愛あいの意味いみなんて 何なんにも知しらず
逃にげてしまったの あの時とき私わたし
後うしろ姿すがただけ 眺ながめてみるわ
遠とおく離はなれてゆく 左手ひだりてを
遠とおく離はなれてゆく 左手ひだりてを