よみ:あまのにんぎょう
尼の人形 歌詞
-
雨穴 feat. 初音ミク,デフォ子
- 2021.5.3 リリース
- 作詞
- 雨穴
- 作曲
- 雨穴
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『一いち.人形にんぎょうの顔かお』
私わたしの遠とおい親戚しんせきの
家いえにあった古ふるい茶箪笥ちゃだんすに
顔かおのない尼あまの人形にんぎょうが
座すわっていた
笑わらっていた
なぜ笑わらってると思おもったか
今いまとなってはわからないけど
その親戚しんせきは今いま
なぜか家いえの前まえにいる
お姫ひめ様さまは赤あかい指ゆびをなめて
けらけらと笑わらい白目しろめむいた
鳥とりも鳴なかぬ昼下ひるさがりの庭にわに
輪わになり歌うたうたうたくさんの子供こども
かわいいひめさんなにしとる
くちをほおぽりわろうとる
なにがそんなにおかしいか
なにがそんなにおかしいか
『二に.記憶きおくの夏なつ』
かび臭くさい一いち畳じょう間まで
浅あさい眠ねむりから覚さめていく
私わたしは九きゅう歳さいの夏なつに
消きえた妹いもうとを思おもい出だしてた
彼女かのじょは目元めもとに小ちいさな
ほくろのあるかわいい女おんなの子こ
思おもい出だした
彼女かのじょがいなくなったのは
親戚しんせきの家いえだった
お殿様とのさまはいつか案あんじられて
娘むすめを寺てらに出だすことにした
敷しき布ふが赤あかく濡ぬれる夜半やはんに
すべての秘密ひみつがあふれだす
頭あたまの奥おくに深ふかく押おし込こめた
記憶きおくが次第しだいに色いろを帯おびる
森もりに切きり取とられた歪いびつな空そら
吐はき気けのするワゴン車しゃのにおい
私わたしの手てに真まっ赤かな八重やえの花はな
一いち畳じょう間まはいつかあの日ひの午後ごご
買かったばかりの靴くつでころがした
顔かおの目元めもとには小ちいさなほくろ
とのさんまいにちなきはらし
おなじことばをしゃべっとる
なにがそんなにかなしいか
なにがそんなにかなしいか
私わたしの遠とおい親戚しんせきの
家いえにあった古ふるい茶箪笥ちゃだんすに
顔かおのない尼あまの人形にんぎょうが
座すわっていた
笑わらっていた
なぜ笑わらってると思おもったか
今いまとなってはわからないけど
その親戚しんせきは今いま
なぜか家いえの前まえにいる
お姫ひめ様さまは赤あかい指ゆびをなめて
けらけらと笑わらい白目しろめむいた
鳥とりも鳴なかぬ昼下ひるさがりの庭にわに
輪わになり歌うたうたうたくさんの子供こども
かわいいひめさんなにしとる
くちをほおぽりわろうとる
なにがそんなにおかしいか
なにがそんなにおかしいか
『二に.記憶きおくの夏なつ』
かび臭くさい一いち畳じょう間まで
浅あさい眠ねむりから覚さめていく
私わたしは九きゅう歳さいの夏なつに
消きえた妹いもうとを思おもい出だしてた
彼女かのじょは目元めもとに小ちいさな
ほくろのあるかわいい女おんなの子こ
思おもい出だした
彼女かのじょがいなくなったのは
親戚しんせきの家いえだった
お殿様とのさまはいつか案あんじられて
娘むすめを寺てらに出だすことにした
敷しき布ふが赤あかく濡ぬれる夜半やはんに
すべての秘密ひみつがあふれだす
頭あたまの奥おくに深ふかく押おし込こめた
記憶きおくが次第しだいに色いろを帯おびる
森もりに切きり取とられた歪いびつな空そら
吐はき気けのするワゴン車しゃのにおい
私わたしの手てに真まっ赤かな八重やえの花はな
一いち畳じょう間まはいつかあの日ひの午後ごご
買かったばかりの靴くつでころがした
顔かおの目元めもとには小ちいさなほくろ
とのさんまいにちなきはらし
おなじことばをしゃべっとる
なにがそんなにかなしいか
なにがそんなにかなしいか