このよかぶれ 歌詞 橋本絵莉子 ふりがな付

今年ことしも二ふたつ目めの季節きせつがやってきました
外そとに出でた瞬間しゅんかんの匂においでわかります
道端みちばたの花はながこんなにも
私わたしのそばにいたなんて
奇跡きせきの惑星わくせいはこうやって
日々ひびの仕事しごとを全まっとうしています

こないだ新あたらしい花瓶かびんを買かいました
CDデッキの前まえに置おいてあります
毎日まいにちの水みず換かえがこんなにも
達成感たっせいかんをくれるなんて
長生ながいきすると嬉うれしくて
朝昼晩あさひるばんと眺ながめました

語かたりかけてくるのは
いつだって過去かこのあなた
その言葉ことばに耳みみを傾かたむけるのは
これからを夢見ゆめみる私わたし

湯船ゆぶねに浸つかると恋こいしくなります
魚さかなから進化しんかした人間にんげんの性さがでしょうか
汗あせに紛まぎれた涙なみだが
口くちの中なかに入はいってきて
それはまた私わたしとなって
明日あした同おなじように泣なくでしょう

語かたりかけてくるのは
いつだって過去かこのあなた
その言葉ことばに耳みみを傾かたむけるのは
これからを夢見ゆめみる私わたし

語かたりかけていきます
いつだって今いまあなたに
この言葉ことばが届とどいたらいいのに
相変あいかわらずこのよかぶれ