Cure feat. 黒川隆介 歌詞 TAIL ふりがな付

風かぜも吹ふかない
僕ぼくの歌うたがどこにも
届とどかない
そんな晴はれの日ひ

人ひとは笑わらって
また涙なみだ流ながして
それでも今日きょうも

掠かすれた文字もじを 紡つむいでゆく
たとえ 読よめないほど 滲にじんでいても

書かいて 何度なんども 捨すてて
僕ぼくだけが わかってる
完璧かんぺきはどこかに消きえて なくなれ

なんて美うつくしい
みんな歪いびつに生いきている

なんて美うつくしい
その為ために傷きずついていたい

何度なんど書かいて
何度なんど送おくっても
また自分じぶんのもとに戻もどってくる
宛あて先さきのない手紙てがみをずっと書かいていたことを
自分じぶんだけが知しらなかった

美うつくしいものをうつくしいままで
それだけのことができない

それが小ちいさなことか
大おおきなことか
決きめるのは自分じぶん以外いがいじゃない
小ちいさななかに 大おおきなことを見みつけてしまうような
たくましい繊細せんさいさが
ほんとうは人間にんげんに残のこされた
らしさ

分わかち合あわなくても 生いきていられるなら
近ちかくにいるより 遠とおくにいることが優やさしい
近ちかくより 遠とおくで抱だきしめられたら
晴はれの日ひは明あかるくいないと
なんて思おもわなくても もう大丈夫だいじょうぶ

まだ出会であうことのないあなたが
埋うめる孤独こどくに わたしはひとりからふたりになる

書かいて 何度なんども 捨すてて
僕ぼくだけが わかってる
完璧かんぺきはどこかに消きえて なくなれ

なんて美うつくしい
みんな歪いびつに生いきている

なんて美うつくしい
その為ために傷きずついていたい