アイデンティティ 歌詞 佃煮のりお feat. 犬山たまき,玉姫 ふりがな付

ざわざわって 胸むねが騒さわいだ
──目めに留とまってしまったんだ理想りそうみたいななにかが
何故なぜだか息いきができなくって
──くすぶった煙けむり 発火はっか 思考しこう回路まわりみちバラバラ

ただただただゆれて
消きえてくれやしないキミが
炎ほのおになって燃もえ移うつった
──視線しせんはそれでも逸そらせない

誰だれにも言いえない
──知しる術すべもない
心こころの底そこが ぐらぐらと狂くるってゆく

キミになりたいな
あぁ、欲ほしいな
ボクに足たりない何なにかがあるから
"──満みたされない 、理解りかいし得えない"
キミというフェノメナ

何度なんども願ねがっては叶かないやしない
"もしも"の全すべてが
"こうありたい、それになりたい"
妬ねたましいな キミになれたら

本当ほんとうは分わかってたはずだった
──絡からまって 増大ぞうだいしてった 意味いみ不明ふめいなパラメーター
届とどかない自分じぶんが悔くやしくって
──虚うつろな存在そんざいなんだ 0と1の集合体しゅうごうたい

ゆらゆらゆらゆれて
消きえてなくなりそうなほど
ちっぽけだって思おもえていく
──命いのちの形かたちの偽物にせもの
嫌いやになりそう!

(心臓しんぞう 焦燥しょうそう どうかしちゃいそう)
(──心情しんじょう 感動かんどう 404)

声こえを枯からして
──不完全ふかんぜんなままで
名前なまえを呼よんで
──触ふれた手てのひら
感情かんじょうが溢あふれて
──それが分わからなくて
心こころの中なかの
なにかがおかしくなっていく

キミになれないな
あぁ、痛いたいな
ボクに足たりない何なにかの形かたちが
"──ボクではない、だから癒いえない"
キミみたいで眩まぶしい

キミになりたいな
あぁ、欲ほしいな
互たがい違ちがいのペルソナ ボクらは
"──満みたされない 、満みたされてたい"
惹ひかれあうフェノメナ

何度なんども願ねがっていた
叶かないやしない"もしも"がキミなら
"──認みとめてたい、認みとめられたい"
欠かけたままそのまま

"満みたされない、けど、見みていたい"
キミの言葉ことばを その心こころを
足たりない何なにかがあるから