青春写真 歌詞 がらり ふりがな付

グラウンドの片隅かたすみ
君きみの髪かみが揺ゆれる
目めがくらんだのは君きみのせいさ

書かきかけの手紙てがみは
机つくえの奥おくにまだ
日ひの目めを見みる日ひは来くるの?

きっと校舎こうしゃの影かげが伸のびて
そっとチャイムが鳴なり響ひびけば
ほら世界せかいは変かわってしまうから ああ

このまま時ときが止とまればいい
君きみの香かおり甘あまく吹ふき抜ぬけて
さよならなんて知しらないよ まだ
この瞬間しゅんかんだけを照てらして

些細ささいな会話かいわから
途方とほうに暮くれる夜よる
今日きょうはなんか全部ぜんぶ空から回まわりで

借かりてきた言葉ことばじゃ
表あらわし切きれないよ
想おもいはいつも淡色たんしょくのグラデーション

きっと放課ほうか後ごになればまた

なんか何気なにげない会話かいわとか
ちょっと笑わらい合あったりできるかな? ああ

このまま時ときが止とまればいい
君きみの声こえが耳みみをくすぐれば
夢ゆめを見みさせてくれますか まだ
答こたえは確たしかめなくていい

二人ふたりのことを照てらす太陽たいようは
戸惑とまどいすら焼やき付つけた

十じゅう年ねん後ごにはどこにいて
僕ぼくは何なにを思おもい出だすのだろう
忘わすれることはないはずさ 多分たぶん
この瞬間しゅんかんだけは

このまま時ときが止とまればいい
君きみの香かおり甘あまく吹ふき抜ぬけて
さよならなんて知しらないよ まだ
この瞬間しゅんかんだけを照てらして