夜光杯 歌詞 ideric ふりがな付

犯おかした 気持きもちと 溶とけた氷こおり
弄もてあそばれる私わたしは身みが持もたない
小洒落こじゃれたドレスも 意味いみを成なさない
苦にがいアルコール 体からだ火照ほてらせる

口くちで氷こおり溶とかす 正解せいかいとバツ
軽快けいかいなパスで 吸殻すいがら増ふやす
甘あまいだけの台詞うそに身みを置おいて
縋すがりついた罰ばつ くれてやるわカス
己おのれさらけ出だす
私わたし 簡単かんたんに壊こわれていく

愛あい語かたる程ほど 強つよくないわ
焦こがす 身みの熱ねつ 余あまして
興きょうざめするわ 酔よい回まわして
謳うたう 謳うたう 孤独こどくを謳歌おうかしてる

堪こらえた気持きもちは 炭酸たんさんで割わってく
熱あつくなる身体からだとは裏腹うらはらに
愛あいなんて形かたちすら無ないものを
騙かたるあなたに惑まどわされて

感情かんじょうのバグで また「今度こんど会あう?」
吹ふっ切きれない別わかれまた先さき延のばす
神かみ様さまの腹はらでのたうち回まわるから
夜よるをまたがった また絡からまった
だから抱だき合あう
酔よいが回まわりきったのにまだ寒さむいわ

愛あいを知しる程ほど 解わからなくて
強つよがっただけで弱よわくて
淡あわい期待きたいだけ孕はらまして
弱よわい私わたしを抱だいて

「逢あいたい」なんて言いえないから
傍そばに来きてくれるだけでいいの
もう耐たえられんから

愛あい語かたる程ほど 強つよくないわ
強つよがっただけで脆もろくて
酔よい回まわっても 忘わすれないで
謳うたう 謳うたう 夜光やこうを謳歌おうかしてる