トーホク・ラブ・ストーリー ～恋はいつも突然に～ 歌詞 いぎなり東北産 ふりがな付

「みうお君くん、実じつはこれ」
「え、もしかして
ユナちゃんの手作てづくり弁当べんとう?」
「いや、でも初はじめて作つくったから
全然ぜんぜんおいしくないかもしれないの。
ごめんね!」
「そんな、絶対ぜったいおいしいよ!
まだ食たべてないけど
おいしいってわかるよ!」
「みうお君くん、やーさーしーいーー」
「世界せかいで一番いちばんおいしい!」
「大おおげさだよ」
「いやいや
ほんとにめちゃおいしい!」
「ほんと?よかった」
「一緒いっしょに食たべよう」
「ああ～幸しあわせだ～
これは現実げんじつか? もしかして夢ゆめか?
幸しあわせすぎるだろう
ユナちゃんは絶対ぜったい
俺おれが好すきだよね?
これはいけちゃうよね?」
「彼女かのじょいない歴れき=年齢ねんれい。
ここまでよく耐たえたー!
だってこんなにかわいい子こが、
俺おれのために
手作てづくり弁当べんとうをこしらえてくれる日ひが
くるんだもの!
1回かいも学校がっこうの掃除そうじ当番とうばん
サボったことなかったの、
神かみ様さまは見みてくれてたんだ!
おお～神かみよ!感謝かんしゃします!!」
「あー、朝あさからバイト疲つかれたー。
うわ、
こんな疲つかれてるのに昼間ひるまっから
イチャついてるカップル
いるじゃん。見みせつけんなよー。
あれ、なんかよく見みたら
あの男おとこの方ほう、
結構けっこうイケてんじゃね?」
「ねえねえ?そこで何なにしてんの?
おいしそうなお弁当べんとうじゃん
タコさんウインナー
あたしも食たべたいな
ついでにお兄にいさんも
結構けっこうタイプだなって
あたし見みりゃ分わかる
お兄にいさんギャル好すきね?」
「うーわ ギャル好ずき属性ぞくせい
なんでバレた?」
「うそ!ギャル好すきだったの!?」
「だけどどうしよう俺おれ」
「ちょっと」
「心こころが」
「待まって!」
「揺ゆれてる」
「ねえねえ あたしと遊あそぼうよ」
「やめて!」
「ギャル友ともも呼よぼうか?」
「悪魔あくま!」
「いろんなギャル
見みせたげようか?」
「ギャ ル 天てん 国ごく!」
「ギャル ダメ ギャル 怖こわい!」
「めっちゃ盛もれるプリクラ撮とって
一緒いっしょにあのポーズしようよ、
ギャルピ」
「ギャルピ?」
「ギャルピ!」
「ギャルピ!」
「ギャ ル 最さい 高こう!」
「イヤ!イヤ!イヤ!イヤ～～!」

「ふた晩ばん前まえから仕込しこんだお弁当べんとう
みうお君くんのため作つくったのに
あったかいお茶ちゃも…」
「ちょっとちょっと!何なにあの男おとこ??」
「え?」
「なんか黒くろギャル紹介しょうかいしろ
黒くろギャル紹介しょうかいしろって
気持きもち悪わるいんだけど～。」
「うわ、なにそれ。やだ～。」
「もう超ちょう気分きぶん悪わるいからさ、
ずんだクレープ食たべに行いかない?」
「いくいく!甘あまいもの食たべないと
もうやってらんない!」
「それなー!あたしギャル杜もり!」
「私わたしユナ!」
「じゃあ、いこいこー!」
「いこいこー!」
「ずんだ」
「ずんだ」
「ずんだクレープ最高さいこう!」
「ねえねえ、お二人ふたりさん!
俺おれも混まぜてよ!」
「考かんがえが!」
「ノリが!」
「ずんだ以上いじょうに甘あまい!」
「まあまあいいじゃん
俺おれたちにゃ」
「ずんだがあるさ」
「ああ～幸しあわせ」
「もうどうだっていい」
「ずんだクレープ食たべよう～」