Decadance 歌詞 Hakubi ふりがな付

耳鳴みみなりが止やまない
巡めぐる季節きせつに追おいつけない
意味いみのない日々ひびは続つづいてく
変かわらない朝あさ やけに眩まぶしくて

もう何度なんど目めの僕ぼくだろう 重おもい腰こしを上あげて
情なさけない顔かおだって見慣みなれてしまうもんだな
無心むしんになって流ながれる時間じかんが僕ぼくを笑わらった

何なにもないよ、 僕ぼくには
きりがないからやめれない
手探てさぐり掴つかんだ空からっぽの容いれ物ものだった僕ぼくは
誰だれでもよかったんだろう君きみも
戯たわむれの夜よるに

耳鳴みみなりは止やまない
消きえる温度おんどに取とり憑つかれて
君きみのいない朝あさはもう慣なれた
止とめどないほど流ながれるストーリー

僕ぼくは別べつに誰だれかにとっては
くそみたいなどうでもいいことを
僕ぼくと同おなじように悲かなしんだり
苦くるしんだりしてほしいなんて思おもってない
ただ、 少すこしのタイミング
僕ぼくらにしかわかんないこと
わかってほしい感かんじてほしい
なんて笑わらえるかい

何なにもないよ、 僕ぼくには
君きみにはわかるはずなんてない
わかったフリして喜よろこばして
知しらず知しらず殺ころして
触ふれた気きがしただけだったんだ
あの夜よるだって

赦ゆるされるまで笑わらっていて
あの人ひとみたいに笑わらって
この数かずが君きみの価値かちだってもうたくさんだ
日ひに日ひに膨ふくらむ不安ふあんが
僕ぼくを殺ころしても世界せかいは回まわっていく
それじゃあさ僕ぼくらが
どれだけ必死ひっしに踊おどったって
終おわりはないってことか

何なにもないよ、 僕ぼくには
きりがないからやめれない?
手探てさぐり掴つかんだ空からっぽの容いれ物ものだった僕ぼくら
誰だれかに見みつけてほしくて
ただ踊おどってたんだ

何なにもないよ、 僕ぼくには
君きみにはわかってほしかった
わかったふりして喜よろこばして
知しらず知しらず殺ころして
繕つくろい合あって踊おどったんだ 戯たわむれの夜よるに

何なにもないよ、 僕ぼくには