ずっと僕は 歌詞 るぅと ふりがな付

簡単かんたんな感情かんじょうだ
ただ食たべ尽つくして
言葉ことばの濁にごりを
ただ吐はき出だして
泥どろ水みずを飲のむ
泥水どろみずを飲のんでいた
あの合図あいずに焦こがれて

優やさしさなどじゃ
生いきられやしない
知しったんだ だから
優やさしくなれた
願ねがい事ごとはもう焼くべて、おやすみ。

初はじめまして
ありきたりで
何者なにものでも無ない僕ぼくへと
この惑まどいも 呪のろいさえも
恋こいにも似にた 刺激しげきで熱ねつを今いま帯おびていく

嗄しゃがれ声ごえ また憂世うきよ説とく
代かわり映ばえ無ない 悲かなしみを解とく
故ゆえに冷さめやらぬから尊とうとく
0から書かき直なおした道徳どうとく
伝つたえたいなら まず信しんじること
歌うたいたいから まず信しんじてみた

新あたらしい僕ぼくは
とても歪いびつで
とても醜みにくく
綺麗きれいに見みえた
焼くべた願ねがいは夢ゆめに、おはよう。

初はじめまして
ありきたりで
何者なにものでも無ない僕ぼくへと
憂うれいよりも その祝いわいが
愛あいにも似にた 残滓ざんしでほのか目めを輝かがやかす

簡単かんたんな感情かんじょうだ
ただ表あらわすだけ
言葉ことばの濁にごりも
生うまれないように
僕ぼくを殺ころした
僕ぼくを殺ころして僕ぼくになった
何なにかじゃなくて良いい

初はじめまして
ありきたりで
何者なにものでも無ない僕ぼくへと
この惑まどいも この呪のろいも
僕ぼくと呼よぼう(さよなら)
伝つたえたいこと 伝つたえたかった
昨日きのうの僕ぼくは 弱よわい虫むしで
嫌きらいだから 嫌きらいだから
二に度どと消けせない 世界せかいに
今日きょうの僕ぼくを書かいた
恋こいにも似にた 呪のろいを歌うたう
ずっと僕ぼくは素敵すてきな『貴方あなた』になりたくて