マイ・オンリー・ブルー 歌詞 中川夏紀(藤村鼓乃美),吉川優子(山岡ゆり) ふりがな付

届とどかなかったって悔くやしさ 押おさえ込こんでいないで
顔かおを上あげて言いったんだ「ブルーにさよなら」

流ながされてるように見みえる雲くもも
風かぜが凪ないでいるわけじゃないんじゃ
形かたち変かえるきっかけあったんじゃない
そこから動うごけない理由りゆうを壊こわした
波風なみかぜの中なかで行いきたい場所ばしょ見みつけたんじゃないの?

憧あこがれっていう純粋じゅんすいな 青あおい感情かんじょうだって
重かさねてばっかりいたんじゃくすんでくよね
空そらはいつだって変かわらないでいるはずなのに
どうしてあんなに違ちがって見みえてくんだろう
みつかりっこないような正解せいかい探さがしてた いろんなブルーに

理想りそうと優やさしさの矛盾むじゅんの雲くも 晴はらせようとして強つよく吹ふいた
響ひびきをいつも忘わすれないでいたね
後悔こうかいや迷まよいが降ふらす雨あめに 自分じぶんは濡ぬれても構かまわないと
傘かさを差さしかけてた

誰だれかをいつだって見みてたって わかっていたから
視線しせんがぶつかりあうなんて 当あたり前まえだね
先走さきばしっていった言葉ことばも
溢あふれそうな想おもいも
違ちがっているように見みえて 同おなじ空そらの青あおだった

足たりないものをいくつ数かぞえていたって
ないものはなくて
今いま持もっていないことに納得なっとくしないで
追おいかけていったんだ

いてくれて良よかったっていう
相手あいてがいないと 本音ほんねなんて
空そらは見みえない

曖昧あいまいそうな正解せいかいに逃にげたりしないで
懸命けんめいに探さがしてきてよかった

だから青春せいしゅんも憂鬱ゆううつも青あおで塗ぬってしまった
一ひとつの当あたり前まえにさよならして
他ほかに代かわりがあったって
変かわったって
選えらびたいものがあって
自分じぶんは自分じぶん
おんなじ青あおはない
後悔こうかいも理想りそうも一緒いっしょに見みていた空そらの、
あの時間じかんの青あおをもっていたい