anemone feat.AYAME 歌詞 Sizuk ふりがな付

キミが好すきと言いった花はなが 今年ことしも咲さいてしまった
気持きもちと裏腹うらはら 振ふり返かえっていた どうして惹ひかれるのだろう

誰だれもいない春はるが来きたよ この街まちの隅々すみずみまで
その ほんの少すこし面影おもかげを残のこす 冬ふゆを探さがして目めを凝こらす

焼やき付つけたキミの笑顔えがおを思おもい出だす度たび 苦くるしいよ
強つよがりになって 寂さみしげになって 隠かくれて泣ないてたんだ

何なにを今いまさら知しったって
届とどかない空そらが悔くやしい
せめて幸しあわせにと願ねがう
自分じぶん勝手かって許ゆるして

そろそろ雨あめは枯かれた頃ころ
このままいっそ枯かれたまま
花はなの咲さかない世界せかいになれ
嘘うそになったあの約束やくそく
また会あえるそのときまで
さよなら

キミのいない春はるは きっと繰くり返かえし巡めぐって来くる
同おなじ思おもい出でを 何度なんども浮うかべて 孤独こどくに年としを重かさねる

二人ふたりいれば どんな事ことも 叶かなうと感かんじてた日々ひび
キミがそばにいる ずっとこの先さきも 当あたり前まえだと思おもってた

こんなに無力むりょくだったんだ 大切たいせつな人ひと 一人ひとりすら
守まもれもしなくて 気きづいたときには 守まもられてるだけで

何なにを今いまさら知しったって
届とどかない空そらが悔くやしい
せめて幸しあわせにと願ねがう
自分じぶん勝手かって許ゆるして

そろそろ雨あめは枯かれた頃ころ
このままいっそ枯かれたまま
花はなの咲さかない世界せかいになれ
嘘うそになったあの約束やくそく
また会あえるそのときまで
さよなら

描えがいた未来みらいが 遠とおざかってく
追おいかけても届とどかないなんて 切せつない
キミは

キミはずっと優やさしかった
世界せかいは だから裂さかれたんだ
声こえも温ぬくもりも時間じかんも
混まざる事ことはないんだね

そろそろ雨あめは止やんだ頃ころ
このままいっそ止やんだまま
約束やくそくを願ねがいにかえて
いつかきっと この未来みらいで
笑わらい合あえると信しんじたい
さよなら

さよなら