アマレット 歌詞 さとう。 ふりがな付

ああ、今いまなら少すこしわかる
君きみが海うみを選えらんだ理由りゆう
揺ゆれる水面みなもに浮うかぶ歪ゆがんだ月つきに
その想おもいを重かさねたんだろう

ああ、今更いまさら少すこし触ふれる
ことも許ゆるされちゃいないんだろう
そんな遠とおくへ行いくなよ、君きみの酔よいが
冷さめるまでは付つき合あうから

沈しずまぬまま 彷徨さまよう光ひかりが
まるで今いまの2人ふたりみたい
思おもうだけで 飲のみ込こんだ言葉ことばは
どこかほろ苦にがい

あの月つきが 帰かえりたがったら
わかっているだろう、これで終おわりだね
ほら君きみも 帰かえるべき場所ばしょが
あると思おもうから もう、会あえない

守まもれない約束やくそくばかりを
君きみにさせてしまったね
寄よせては返かえす波なみが隠かくした
君きみの啜すすり泣なき
それを拭ぬぐえない 僕ぼくの弱よわさも

影かげが 重かさなり合あったら
気きづいているだろう、これが最後さいごだね
ほら今いまも 君きみを待まつ人ひとが
いると思おもうから

あの月つきが帰かえりたがったら
わかっているだろう、これで終おわりだね
攫さらわれたがるなよ、もう醒さめてるんだろう
君きみは幸しあわせになりなよ