ベラドンナ 歌詞 ふぉるて ふりがな付

ベラドンナ どんな想おもいも
いつでも思おもい出だす
終電しゅうでんの中なかで待まってる 君きみと出会であうために

触ふれたら 崩くずれてしまいそうな 白肌しろはだ
すら赤あかく染そめてしまう君きみからの体温たいおん 揺ゆれてしまうか
ら
黙だまって頷うなずいてもう遅おそい
絡からまったまま消きえた回想かいそうと 下さがって戻もどらない解像かいぞう度ど
気付きづいたら家いえってつまらないいつもの再さい放送ほうそう

喉のどを塞ふさぐ酩酊めいていが 肺はいを蝕むしばむ優艶ゆうえんが
今いまここにいる罪つみすら忘わすれさせる

ろくでもないなら愛あいすら笑わらって
なんでもない夜よるにまで縋すがって
淀よどんだ空そらにキスをして 掠かすれた声こえで言いった
「いっそ攫さらって」って笑わらって。ねえ。

ベラドンナ どんな想おもいも
いつでも思おもい出だす
終電しゅうでんの中なかで待まってる 君きみと出会であうために

ベラドンナ どんな孤独こどくも
意味いみすら夢ゆめの中なか
終電しゅうでんの中なかで待まってる 頬ほほをつねって 覚さまさないで

耳みみを刺さす高こう周波しゅうは 心こころを刺さす「もう何回なんかい?」
今いまここにいる罰ばつすら忘わすれさせて

いつから鏡かがみの前まえすら笑わらって
居いられない二人ふたりにほら変かわって
まだ 吐はき出だせぬ涙なみだのように 欠かけた月つき にわか雨あめ
降ふらないままで でも咲さいて 離はなさないで

ベラドンナ どんな願ねがいも
シジマに泳およぎ出だす
終点しゅうてんの駅えきで待まってる 君きみがいない夜よるに

ベラドンナ どんな記憶きおくも
今いまを浸ひたす夜凪よなぎ
終点しゅうてんの駅えきで待まってる 沈しずみ込こんで 手てを伸のばして

ベラドンナ どんな想おもいも
惹ひかれ合あう間まに 堕おちてゆく様ように
ベラドンナ どんな想おもいも
忘わすれゆくなら せめてこの歌うたに 残のこす