夜の心臓 歌詞 大塩杭夢 feat. 亞北ネル ふりがな付

摩天楼まてんろうが三日月みかづきを隠かくす
眩まぶしい街まちに紛まぎれて
画面がめん越ごしに耳元みみもと囁ささやいた
君きみの言葉ことば 頷うなずけず泣ないてんの

敵てきだらけの道みちを行ゆくよ
さあ急いそごう

真夜中まよなかの心臓しんぞう部ぶ 撃うち抜ぬいて その目めで
つまらない真実しんじつは今更いまさら要いらない
飽あくことないように 君きみの本気ほんき見みせて
涙なみだが止やむまでは まだ眠ねむれないな

真夜中まよなかの心臓しんぞう部ぶ 撃うち抜ぬいて その手てで
不健康ふけんこうな光ひかりに照てらされて さあ
手てに入いれたいものは そこらに溢あふれてる
敵かなうのなら 全すべて喰くらい尽つくしたいよ

プログラムが吐はき出だした感情かんじょうを
指先ゆびさきの感度かんどで伝つたう
共感きょうかんなど諦あきらめた通信つうしん網もう
言葉ことばは今いま 意味いみを成なさないようで

手加減てかげんなんて要いらないからさ

この街まちの心臓しんぞう部ぶは今いまここにあるよ
不健康ふけんこうな光ひかりに照てらされて さあ

真夜中まよなかの心臓しんぞう部ぶ 撃うち抜ぬいて その目めで
寝静ねしずまる現実げんじつが他人事ひとごとのようだ
迷まようたび何度なんどでも最善さいぜん 見定みさだめて
君きみがキメるまでは 目めを逸そらさないよ

この街まちの心臓しんぞう部ぶは今いまここにあるよ
消きえ失うせた才覚さいかくは今更いまさら知しらない
飽あくことないように 君きみの本気ほんき見みせて
痛いたみが止やむまではまだ眠ねむれないな