よみ:はるのゆうれい
春の幽霊 歌詞

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蟲の知らせ feat. 初音ミク
- 2023.5.3 リリース
- 作詞
- 蟲の知らせ
- 作曲
- 蟲の知らせ
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その肩かたに その顔かおに ひらひらひら
沈しずむように花弁はなびらは降ふり積つもっていく
気きづけば見みたことのある景色けしきだ
また見上みあげた空そらは薄うす藍あいに染そまる
今いままで息いき絶たえた命いのちが ただ幻まぼろしのように剥はがれ落おつ
空そら高たかく羽はばたく鳥とり 言葉ことばにできない虚むなしさ
白しろと黒くろを繰くり返かえす また今日きょうが終おわっていく
人ひとの目めは冷つめたくて また時々ときどき苦くるしくて
今年ことしも雪ゆきが流ながれる
その肩かたに その顔かおに 桜さくらが散ちる
花嵐はなあらす空そらの下した 跪ひざまずいて
この胸むねの悲かなしみとどこへ行ゆけど
今いまさら帰かえる場所ばしょなんてないのに
どれだけ揺ゆすっても どれだけ掃はらっても
その瞳ひとみの色いろはわからないまま
木漏こもれ日びに溶とけて 風かぜがそっと吹ふいて
僕ぼくらは春はるの幽霊ゆうれいになる
両手りょうてを零こぼれ落おちた貴女あなたは
宛さながら花時計はなどけい 鮮あざやかな籠目かごめ
それでも暮くれ落おちた心こころに
孤独こどくの二に文字もじなど恐おそるるに足たらず
止やまない雨あめはないとか 明あけない夜よるはないとか
もっと もっと 悲かなしみを僕ぼくにくれよ
気きが狂くるいそうな程ほどの 美うつくしさの片隅かたすみで
君きみの笑わらう声こえがする
花吹雪はなふぶき 雨曝あまざらし ひらひらひら
崩くずれ行ゆく指先ゆびさきは風かぜを待まって
僕ぼくは貴女あなたと生いきたいだけで
消きえてしまえたらと
その肩かたに その顔かおに 桜さくらが咲さく
花嵐はなあらす空そらの下した 跪ひざまずいて
この胸むねの悲かなしみとどこへ行ゆけど
今いまさら帰かえる場所ばしょなんてないのに
どれだけ揺ゆすっても どれだけ叫さけんでも
その輪郭りんかく一ひとつもわからないまま
木漏こもれ日びに溶とけて 風かぜがそっと吹ふいて
僕ぼくらは春はるの幽霊ゆうれいになる
沈しずむように花弁はなびらは降ふり積つもっていく
気きづけば見みたことのある景色けしきだ
また見上みあげた空そらは薄うす藍あいに染そまる
今いままで息いき絶たえた命いのちが ただ幻まぼろしのように剥はがれ落おつ
空そら高たかく羽はばたく鳥とり 言葉ことばにできない虚むなしさ
白しろと黒くろを繰くり返かえす また今日きょうが終おわっていく
人ひとの目めは冷つめたくて また時々ときどき苦くるしくて
今年ことしも雪ゆきが流ながれる
その肩かたに その顔かおに 桜さくらが散ちる
花嵐はなあらす空そらの下した 跪ひざまずいて
この胸むねの悲かなしみとどこへ行ゆけど
今いまさら帰かえる場所ばしょなんてないのに
どれだけ揺ゆすっても どれだけ掃はらっても
その瞳ひとみの色いろはわからないまま
木漏こもれ日びに溶とけて 風かぜがそっと吹ふいて
僕ぼくらは春はるの幽霊ゆうれいになる
両手りょうてを零こぼれ落おちた貴女あなたは
宛さながら花時計はなどけい 鮮あざやかな籠目かごめ
それでも暮くれ落おちた心こころに
孤独こどくの二に文字もじなど恐おそるるに足たらず
止やまない雨あめはないとか 明あけない夜よるはないとか
もっと もっと 悲かなしみを僕ぼくにくれよ
気きが狂くるいそうな程ほどの 美うつくしさの片隅かたすみで
君きみの笑わらう声こえがする
花吹雪はなふぶき 雨曝あまざらし ひらひらひら
崩くずれ行ゆく指先ゆびさきは風かぜを待まって
僕ぼくは貴女あなたと生いきたいだけで
消きえてしまえたらと
その肩かたに その顔かおに 桜さくらが咲さく
花嵐はなあらす空そらの下した 跪ひざまずいて
この胸むねの悲かなしみとどこへ行ゆけど
今いまさら帰かえる場所ばしょなんてないのに
どれだけ揺ゆすっても どれだけ叫さけんでも
その輪郭りんかく一ひとつもわからないまま
木漏こもれ日びに溶とけて 風かぜがそっと吹ふいて
僕ぼくらは春はるの幽霊ゆうれいになる