よみ:さんじゅうににちのせみしぐれ
三十二日の蝉時雨 歌詞

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蟲の知らせ feat. 初音ミク
- 2023.8.4 リリース
- 作詞
- 蟲の知らせ
- 作曲
- 蟲の知らせ
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目めが覚さめて 気きづけば夏なつの向むこう側がわ
蝉せみの音ねが聴きこえた
窓辺まどべに揺ゆれている カーテンの外そとに流ながれる綿雲わたぐも
「さようなら、八はち月がつ」と呟つぶやいたのにそこにいた
夏なつ風かぜ過すぎる歩道橋ほどうきょうで ただ空そらを眺ながめていた
「みんな消きえてしまえ」 そう願ねがっていたら
世界せかいは僕ぼくのものだ
色彩しきさいのない 空蝉うつせみのパレードを辿たどって
この心こころが見みせる夢ゆめが覚さめないように
僕ぼくはただ一人ひとりで歌うたうよ 観客かんきゃくのいないステージで
太陽たいようで溶とけていく オレンジ色いろに染そまる街並まちなみ
陽炎かげろうがそこにいて 背後はいご霊れいのように僕ぼくを見みる
幸しあわせそうなその顔かおが 何なによりも憎にくらしかった
この心こころを知しったような顔かおをして
その眼めに僕ぼくの何なにがわかるのか
歓声かんせいのない 脚光きゃっこうすら当あたらない景色けしきを
暗闇くらやみと見紛みまがえてしまうよ
孤独こどくの歌うたも 一人ひとりきりのステージじゃ歌うたえずに
幕引まくひきをただ待まちわびた
「君きみは独ひとりなんかじゃない」とか
そんな言葉ことばはもう聞きき飽あきたよ
さよならも何なにもいらないから
知しらないことは知しらないって言いってよ
目めが覚さめて 未いまだに夏なつの向むこう側がわ
蝉せみの音ねは途絶とだえた
今いまは色彩しきさいのない 空蝉うつせみのパレードは聴きこえない
誰一人だれひとりいない街まちには 風かぜは吹ふかない
冷つめたさもわからない まるで天国てんごくみたいな風景ふうけいだ
きっと遠とおい場所ばしょで ずっと待まち続つづけてる
蝉せみの音ねが聴きこえた
窓辺まどべに揺ゆれている カーテンの外そとに流ながれる綿雲わたぐも
「さようなら、八はち月がつ」と呟つぶやいたのにそこにいた
夏なつ風かぜ過すぎる歩道橋ほどうきょうで ただ空そらを眺ながめていた
「みんな消きえてしまえ」 そう願ねがっていたら
世界せかいは僕ぼくのものだ
色彩しきさいのない 空蝉うつせみのパレードを辿たどって
この心こころが見みせる夢ゆめが覚さめないように
僕ぼくはただ一人ひとりで歌うたうよ 観客かんきゃくのいないステージで
太陽たいようで溶とけていく オレンジ色いろに染そまる街並まちなみ
陽炎かげろうがそこにいて 背後はいご霊れいのように僕ぼくを見みる
幸しあわせそうなその顔かおが 何なによりも憎にくらしかった
この心こころを知しったような顔かおをして
その眼めに僕ぼくの何なにがわかるのか
歓声かんせいのない 脚光きゃっこうすら当あたらない景色けしきを
暗闇くらやみと見紛みまがえてしまうよ
孤独こどくの歌うたも 一人ひとりきりのステージじゃ歌うたえずに
幕引まくひきをただ待まちわびた
「君きみは独ひとりなんかじゃない」とか
そんな言葉ことばはもう聞きき飽あきたよ
さよならも何なにもいらないから
知しらないことは知しらないって言いってよ
目めが覚さめて 未いまだに夏なつの向むこう側がわ
蝉せみの音ねは途絶とだえた
今いまは色彩しきさいのない 空蝉うつせみのパレードは聴きこえない
誰一人だれひとりいない街まちには 風かぜは吹ふかない
冷つめたさもわからない まるで天国てんごくみたいな風景ふうけいだ
きっと遠とおい場所ばしょで ずっと待まち続つづけてる