殺さない 歌詞 虻瀬 feat. 初音ミク ふりがな付

断頭台だんとうだいさえ抱擁ほうようして
逃にげた先さきに君きみが居いたの
教会きょうかいの裏うらで死しんでった
猫ねこだってほら 笑わらっていた
この夏なつが終おわったら何なにをしよう?
「終おわらない」なんて言いわないで
僕ぼくは君きみと会あえただけで
こんな風ふうに赤あかくなって

あの日ひのことは知しらないでいて
無知むちで居いるから美うつくしいんだ
僕ぼくのこと 君きみのこと
少すこしずつ洗あらい流ながそうか

生せいも命めいも殺ころしてよ
丁ていも寧ねいも要いらないよ
君きみが僕ぼくを殺ころしてよ
その牙きばでさ その爪つめでさ ねえ
肯こうも定ていも殺ころしてよ
どうもこうも言いってみたって
君きみが僕ぼくを殺ころしてよ
その牙きばでさ その爪つめでさ
殺ころして

殺ころして

いつの日ひか僕ぼくのこの衝動しょうどうも
無なくなると信しんじて
生いきてきたよ どんな辛つらいことがさ
あっても壊こわして土つちに埋うめた
埋葬まいそうだってさ 豪華ごうかだね
僕ぼくなんてほら 形かたちも無なくて
そんな死しに方かたがお似合にあいで
そんな妄想もうそうを続つづけてる

それでも君きみは何なんで
僕ぼくのことを殺ころさないの?
そんな君きみの優やさしいとこが
僕ぼくをいつもたたせるんだ

生せいも命めいも殺ころしてよ
丁ていも寧ねいも要いらないよ
君きみは僕ぼくを殺ころさない
その眼めでさえ その毛けでさえ ねえ
肯こうも定ていもしてくれて
どうもこうも知しってみたって
君きみが僕ぼくを犯おかしてよ
その牙きばでさ その爪つめでさ
犯おかして

殺ころし殺ころされ殺ころしていく
犯おかし犯おかされ犯おかし犯おかされる
丘おかの上うえの小屋こやで羽はばたいた
君きみとの夢ゆめ 今いまここで

壊こわそうよ!