夢をみる臓器 歌詞 ぽろぽろぽろぽ feat. 重音テト ふりがな付

容態ようだいは今いま急変きゅうへんした。
問題もんだいがまた分散ぶんさんした。
集中力しゅうちゅうりょくも続つづかなくなっていた。
蒙昧もうまいさ故ゆえ、発言はつげんした。
うっすら僕ぼくは確信かくしんした。
脳味噌のうみそ段々だんだん溶とけていってんだわ!

味あじのする言葉ことばを貪むさぼる。
いつの間まに手足てあしに
力ちからが入はいらなくなってた。

安心あんしん感かんに浸ひたってた。
ずっと生いきていけると思おもってた。
愛あいを欲ほしがっちゃった末路まつろが
そこに立たって笑わらっていた!
倦怠感けんたいかんでチルってた。
じっと逆転ぎゃくてんばっか狙ねらってた。
そんな美味おいしい話はなしがあるかよ、
なんて戯言ざれごと吐はいていた……

いま このなかに ものがたり
たんとつめて どーぱみん が
そくざに ゆきわたり
あたまは こうはいし
もえていた ほのおすら
かぜに さらされて
ぼくらは なにものに なりたいんだ ?

信憑性しんぴょうせいを創造そうぞうした。
味あじわいもせず交換こうかんした。
整合性せいごうせいは二にの次つぎになっていた。
大海たいかいにまた放流ほうりゅうした
餌えさに飛とびついた狂信者きょうしんしゃが、
ああ
もういいや。

投身とうしんが絶たえない世よに綺麗きれい事ごとなんてもう意味いみがない。
理由りゆうの付つく音楽おんがくの聴きき方かたにとうに愛情あいじょうはない。
回避かいひ精神せいしんに縋すがってばかりで碌ろくに信念しんねんもない。
この街まちで吸すう空気くうきの綺麗きれいさが僕ぼくには耐たえられない!

安心あんしん感かんに浸ひたってた。
ずっと生いきていけると思おもってた。
愛あいを欲ほしがっちゃった末路まつろが
そこに立たって笑わらっていた!
倦怠感けんたいかんでチルってた。
じっと逆転ぎゃくてんばっか狙ねらってた。
そんな美味おいしい話はなしがあるかよ、
なんて戯言ざれごと吐はいていた……

ほら カッコつけて 調子ちょうし乗のって
失敗しっぱいして 退路たいろに
お気楽きらくな 人生じんせいに
頭あたまは 荒廃こうはいし
勘違かんちがいで 好奇心こうきしんで
夢ゆめをみる臓器ぞうきを
僕ぼくたちは信しんじなければならない。