みにくいアヒルの子 歌詞 PompadollS ふりがな付

足あしを引ひきずって、ずっと 冬ふゆを越こそうと足掻あがいてる
知しった顔かおで嘆なげくんでしょう、
「歪いびつが悲かなしい 無様ぶざまなガチョウだ」ってね

一体いったい それじゃどうすりゃいい? 終おわりのない や
るせなさを
高たかみの見物けんぶつはもう結構けっこう
降おりてこいよ ここまで

口くちをひらけば ガァガァガァガァ
まあそう焦あせんなって
「醜みにくい 頼たよりない 能無のうなし」
井いの中なか、狼狽うろたえた ugly duckling
ここで さよなら
そして宙吊ちゅうづりになった
彼女かのじょはなにを思おもうんだろう、 私わたしはアヒルにもなれな
いで。

青あおい鳥とりになろうとしても せいぜいこれが関せきの山やま
その上辺うわべまで連つれてってくれよ
救すくえんの?それでいいの?

口くちを滑すべらせ ガァガァガァガァ
身みを投なげて差さし上あげよう
「醜みにくい 鈍臭どんくさい 能無のうなし」
笑わらいたきゃ笑わらえよ ugly duckling
「ここでさよなら」
舞台ぶたいから消きえてった
彼女かのじょは彼かれを思おもうんだろう、私わたしは人ひとにもなれないで。

今いまも あの子このプロフィール帳ちょうを持もってる
あれから 変かわらず コスモスが好すきな君きみ
あれから 変かわらず 死しにたいと願ねがう私わたし
連つれてって、連つれてって、連つれてって
口くちをひらけば ガァガァガァガァ
あぁ、もううるさいな
「醜みにくい 頼たよりない 能無のうなし」
愚おろかしく 哀あわれな ugly duckling
ここで さよなら
そして宙吊ちゅうづりになった
彼女かのじょはなにを思おもうんだろう、 私わたしはアヒルにもなれな
いで。