ぶかぶか 歌詞 シャイトープ ふりがな付

君きみに会あいたいな 振ふり向むいたら
なんだか若わかくなった まだ明あけないで

乾かわいた橙色だいだいいろが散ちる
厚あつい袖そでに噛かみ付つく
街まちはソワソワしてる
あそうだ 行いかなくちゃ

声こえが黒くろに染そまる様ようで
僕ぼくは噤つぐむよ

君きみに会あいたいな 振ふり向むいたら
眠ねむたそうな目めではしゃいでいるね
機嫌きげんが良いいのかな
君きみはないていた 上うえを向むいて
なんだか若わかくなった まだ明あけないで

雪ゆきで作つくる人形にんぎょう
僕ぼくの方ほうが下手へただった
部屋へやの秒針びょうしんの音おと
こんな音おとだっけ

悩なやむ赤あかく細ほそいガーベラ
僕ぼくが救すくうよ

いつも眩まぶしかった君きみの影かげが
ポケットの中なか入いれとかないと
落おとしちゃいそうで
予約よやく画面がめんはもう焼やきついたよ
笑わらうと浮うかぶ八重歯やえば また見みせてよ

揺ゆれて伝つたう雫しずくが朝日あさひを浴あびる
棘とげまで溶とかして

不意ふいに思おもい出だす バスの中なかの
照てれくさい願ねがいは まだ

君きみに会あいたいな 振ふり向むいたら
凍こおる鏡かがみに映うつった僕ぼくは全部ぜんぶ上手うまくやれる?
わかった振ふりはもうやめておくよ
ぶかぶかなその声こえで少すこしだけ夢ゆめを見みせて