よみ:らしんばん、はりをはずして
羅針盤、針を外して 歌詞

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房野聖,卯花ロク feat. 初音ミク
- 2025.3.29 リリース
- 作詞
- 卯花ロク
- 作曲
- 卯花ロク
- 編曲
- 卯花ロク
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誰だれかの願ねがいを形かたちにして 私わたしがまた掠かすれていく
学生がくせい鞄かばんの埃ほこりですら形かたちを成なしているのに
沈しずんだ朝あさが夜よるに溶とけても 再ふたたび朝あさに成なれるのに
私わたしは何なにかが擦すり減へるだけ
私わたしは誰だれ?誰だれだった?
筆ふでを巻まきつけて 錠剤じょうざいで目めを開あけ
目眩めまいの中なか なにかを形かたちにした
誰だれもが望のぞんだモノは
溢あふれるほど手てに入いれたのにな
虚むなしかった
憧あこがれた世界せかいがあったのに
叶かなえたい理想りそうがあったのに
埋うずもれて見みえなくなっていた
掻かき分わける精せいも消きえてたんだ
私わたしが選えらんだことなのに
受うけ入いれて 流ながされたくせに
虚むなしさとか烏滸おこがましいね
願ねがいがまた一ひとつ完成かんせいした
誰だれかの願ねがいを形かたちにした夢ゆめを見みてた 覚さめていた
馴染なじんだ痛いたみが骨ほねに伝つたう
痛いたがる作法さほうってなんだった?
水垢みずあか窓まどから差さした茜あかね 照てらすは無数むすうの賞状しょうじょうと
黄きばみだした真まっ白しろなキャンバス
私わたしの価値かちってなんだった?
掠かすれて私わたしがわからなくなったあの日ひから
もう手遅ておくれだったのでしょう
擦すり切きれ 無なくなってしまう
その前まえに仕上しあげてしまおう
私わたしの生涯しょうがい
誰だれかの願ねがいは形かたちにでき
私わたしの理想りそうはできなくて
時間じかんだけが無駄むだに去さっていた
乾かわいた冷笑わらいが溢あふれ出だした
初はじめは私わたしがいたのにな
気きづけば私わたしはいなくなって
流ながれ着ついたのはカラだった
仕上しあげの縄なわに手てをかけた
未完みかんのままで横よこたわる私わたし
惨みじめで 涙なみだと蹲うずくまる
視界しかいの先さきで懐なつかしい絵本せかいが見みつめてた
憧あこがれた世界せかいはあったこと
叶かなえたい理想りそうはあったこと
近ちかすぎて気きづけなかったこと
今更いまさらね やっと見みつけたんだ
滲にじんだ想おもいを描かき殴なぐり
喜怒きども哀楽あいらくも描かき晴はらす
無秩序むちつじょなノートが出来でき上あがる
それがただ誇ほこらしかった
空々からからの胃いに食しょくパンを流ながす
痛いたみがどこか嬉うれしかったな
この日ひ 私わたしは画家がかである私わたしの幕まくを閉とじた
学生がくせい鞄かばんの埃ほこりですら形かたちを成なしているのに
沈しずんだ朝あさが夜よるに溶とけても 再ふたたび朝あさに成なれるのに
私わたしは何なにかが擦すり減へるだけ
私わたしは誰だれ?誰だれだった?
筆ふでを巻まきつけて 錠剤じょうざいで目めを開あけ
目眩めまいの中なか なにかを形かたちにした
誰だれもが望のぞんだモノは
溢あふれるほど手てに入いれたのにな
虚むなしかった
憧あこがれた世界せかいがあったのに
叶かなえたい理想りそうがあったのに
埋うずもれて見みえなくなっていた
掻かき分わける精せいも消きえてたんだ
私わたしが選えらんだことなのに
受うけ入いれて 流ながされたくせに
虚むなしさとか烏滸おこがましいね
願ねがいがまた一ひとつ完成かんせいした
誰だれかの願ねがいを形かたちにした夢ゆめを見みてた 覚さめていた
馴染なじんだ痛いたみが骨ほねに伝つたう
痛いたがる作法さほうってなんだった?
水垢みずあか窓まどから差さした茜あかね 照てらすは無数むすうの賞状しょうじょうと
黄きばみだした真まっ白しろなキャンバス
私わたしの価値かちってなんだった?
掠かすれて私わたしがわからなくなったあの日ひから
もう手遅ておくれだったのでしょう
擦すり切きれ 無なくなってしまう
その前まえに仕上しあげてしまおう
私わたしの生涯しょうがい
誰だれかの願ねがいは形かたちにでき
私わたしの理想りそうはできなくて
時間じかんだけが無駄むだに去さっていた
乾かわいた冷笑わらいが溢あふれ出だした
初はじめは私わたしがいたのにな
気きづけば私わたしはいなくなって
流ながれ着ついたのはカラだった
仕上しあげの縄なわに手てをかけた
未完みかんのままで横よこたわる私わたし
惨みじめで 涙なみだと蹲うずくまる
視界しかいの先さきで懐なつかしい絵本せかいが見みつめてた
憧あこがれた世界せかいはあったこと
叶かなえたい理想りそうはあったこと
近ちかすぎて気きづけなかったこと
今更いまさらね やっと見みつけたんだ
滲にじんだ想おもいを描かき殴なぐり
喜怒きども哀楽あいらくも描かき晴はらす
無秩序むちつじょなノートが出来でき上あがる
それがただ誇ほこらしかった
空々からからの胃いに食しょくパンを流ながす
痛いたみがどこか嬉うれしかったな
この日ひ 私わたしは画家がかである私わたしの幕まくを閉とじた