それは心地良い夢でした。 歌詞 ミセカイ ふりがな付

あいをくれたのはあなたなのに
なんで泣なくの?
夢ゆめを見みていたの
それは心地ここち良よい夢ゆめでした。

記憶きおくは霞かすむ景色けしきの中なかで
冷つめたい色いろに染そまって行いく
遠とおくに灯ともる
想おもい出でを集あつめてる

雨あめが降ふり頻しきる
この街まちも泣ないているの?
月つきが綺麗きれいだねと
わざとらしく微笑ほほえんでる

季節きせつ外はずれだった花火はなびのこと
工事こうじ中ちゅうのままの最寄もより駅えきのこと
部屋へやの片隅かたすみにおいてけぼりのカメラのこと
ふたりの写真しゃしんを見みれないこと
夜明よあけ前まえに並ならんで数かぞえた鉄塔てっとうのこと
傘かさを忘わすれたまま走はしった交差こうさ点てんのこと

無なくしたことを言いえないままの指輪ゆびわのこと

あなたにしか言いえないこと
変かわり映ばえのない日々ひびのこと
くだらなくても夢見ゆめみてたことが
まだ

あなたと二人ふたりで眺ながめた未来みらいが
くだらなくても愛いとおしい日々ひびが
まだ

あいをくれたのはあなたなのに
何処どこに行いくの?
夢ゆめを見みていたのね
それはそれは心地ここち良よい夢ゆめでした。