鏡のむこうでは 歌詞 晴いちばん feat. 初音ミク ふりがな付

冷つめたい鏡面きょうめんに触ふれた
微笑ほほえむわたしが居いた
知しらない表情ひょうじょうが増ふえた
知しらないあなたが見みえた

明日あした、境界きょうかいが消きえる
どことなく感かんじ取とる
散ちらばったピースだけが
その輪郭りんかくを象かたどる

お人形にんぎょうみたいに操あやつられて
本当ほんとうのわたしはどこにいるの

誰だれも見みていない わたしのこと
微睡まどろむ夜よる 向むかい合あう鏡かがみに
夢ゆめを見みたの
そっと目めを閉とじれば引ひき込こまれるわ
エゴが逃にげたがっている!

ずっと食傷気味しょくしょうぎみだった
ひとりでに膨ふくらんだ虚像きょぞう
選択せんたくを迫せまられたって
胸むねの内うちは明あかせないの

取とり繕つくろおうとして歪ゆがんでいった
本当ほんとうのわたしに価値かちはあるの

誰だれも知しり得えない 秘密ひみつのこと
言いい聞きかせて 向むかい合あう鏡かがみに
嘘うそをついたの
想像そうぞうするだけで眩暈めまいがするわ
鏡かがみのむこうのこと

こんなわたしを知しるなら
こんなあなたを知しるなら
きっと鏡かがみには映うつれない

誰だれも見みていない

誰だれも見みていない わたしのこと
微睡まどろむ夜よる 向むかい合あう鏡かがみに
夢ゆめを見みたの
そっと目めを閉とじれば
引ひき込こまれるわ
エゴが逃にげたがっている!