cider 歌詞 アワタワカナ ふりがな付

青春せいしゅんを楽たのしみ尽つくした日々ひびから
時ときはちゃんと流ながれているらしい
見返みかえす写真しゃしんよりも大人おとなびている
みんなよく頑張がんばってるみたいだ

あの頃ころのサイダーが
気付きづけば慣なれた缶かんビールになる
乾杯かんぱいの合図あいずは変かわらないまま

笑わらい話ばなしをしよう
眩まぶしい思おもい出でが尽つきない
真面目まじめに語かたった未来みらいの自分じぶんに
少すこしはなれているかな
耳みみをすませばよみがえる
懐なつかしさに心こころ満みちてく
喉のどの奥おくで弾はじける炭酸たんさんの音おとが
あの夏なつに似にていた

第だい3火曜日かようび、月つき1の揚あげパン
誰だれかもつられて走はしり出だした
廊下ろうかで素振すぶりをする野球やきゅう部ぶを横目よこめに
頬ほお張ばる放課ほうか後ごの窓際まどぎわ

頬ほほを伝つたう汗あせは青春せいしゅんの証あかし
拭ぬぐう瞬間しゅんかんほら風かぜが流ながれた

笑わらい話ばなしをしよう
眩まぶしい思おもい出でが尽つきない
一緒いっしょに乗のり越こえたのと同おなじメンバーで
また会あえたね
あの日ひ悔くやしくて流ながした涙なみだは乾かわいてないはずなのに
晴はれた空そらの下したで煩うるさいほどに 僕ぼくら弾はじける夏なつ

一斉いっせいに笑わらう声こえが重かさなって
胸むねに仕舞しまった記憶きおくが溢あふれるから
忙いそがしく消きえてく泡あわのような日々ひびも
踏ふみ締しめて歩あるいてこう

笑わらい話ばなしをしよう
眩まぶしい思おもい出でが尽つきない
真面目まじめに語かたった未来みらいの自分じぶんに
少すこしはなれているかな
心地ここちよさに流ながされて
このまま寝転ねころんでいたいけど
胸むねの奥おくで弾はじける炭酸たんさんの音おとが
忘わすれられない夏なつ