拝啓 あの日の君へ 歌詞 けーたと黒川。 ふりがな付

「ただいま」あれからどれだけ
時間じかんが経たったろう
「おかえり」駅前えきまえこの通とおりも
随分ずいぶん変かわったよ
ほら

帰かえり道みち 陽炎かげろう揺ゆれる交差こうさ点てんまで
辿たどれば懐なつかしい匂においと記憶きおくが蘇よみがえる

拝啓はいけいあの日ひの
夏なつの終おわり空そら仰あおぐ君きみへ
素直すなおにただ伝つたえられない
言葉ことば達たちがいくつもあるでしょう?

明日あしたのことはね、誰だれにもわかりやしないから
ありのまま、ちゃんと伝つたえなくちゃな
照てれくさいくらいが丁度ちょうどいいよ

「ごめんね」あの頃ころ描えがいた未来みらいとは違ちがうけど
「ありがと」今いま笑わらえてるならそれでいい
それがいい

帰かえり道みち どこか遠とおくで花火はなびが上あがって
見上みあげれば懐なつかしい匂においと記憶きおくが蘇よみがえる

拝啓はいけいあの日ひの
夏なつの終おわり空そら仰あおぐ君きみへ
言葉ことばにするだけのことが
どうしてこんなに難むずかしいのだろう

あふれる想おもいの全すべてを手紙てがみにできたなら
ありのままちゃんと伝つたえられるかな
だいじなもの なくさないように

書かいては消けして
けど答こたえはいつだって単純たんじゅんで
その全すべてを書かき留とめて生いきていくでしょう

拝啓はいけいあの日ひの
夏なつの終おわり空そら仰あおぐ君きみへ
素直すなおにただ伝つたえられない
言葉ことば達たちがいくつもあるけど

明日あしたのことはね、誰だれにもわかりやしないから
ありのまま、ちゃんと伝つたえていくよ
照てれくさいくらいが丁度ちょうどいいんだ

拝啓はいけいあの日ひの君きみへ
何年なんねん経たっても変かわらない