竜宮逢幻記 歌詞 鷹城恭二(梅原裕一郎),華村翔真(バレッタ裕),古論クリス(駒田航),天峰秀(伊瀬結陸) ふりがな付

潮騒しおさいの奥おく 青あおい深ふかい世界せかい
幻想げんそうを探さがして
硝子戸がらすどを今いま 破やぶってくように
境界きょうかいの向むこうへ

限かぎりないミラージュ 巻まき起おこる船旅ふなたび
神秘しんぴの裏側うらがわに なにを見みるか

光ひかりの届とどかない闇やみ掻かき分わけ(silent tide)
揺ゆらいだ波間なみまで出会であうものは

黄昏たそがれも夜明よあけも無ない場所ばしょに
潜ひそんだ城しろはそう竜りゅうの棲家すみか
旅人たびびと迎むかえては木霊こだまする
見知みしらぬ呼よび声ごえと美酒びしゅ佳肴かこう
誘さそいかける異界いかいは 極彩ごくさい色しきの桃源郷とうげんきょう

美うつくしき果はて ニライカナイ あぁ
"底そこ"には何なにがある
二枚舌にまいじたで宝たからを狙ねらって
好奇心こうきしんのゆくまま歩あるいて
狂くるいかけても 牙きばを見みせつけ…
もう戻もどれない

悍おぞましい顔かおした浮世うきよ捨すてて(quiet side)
幽幻ゆうげんの深ふかみで微笑ほほえめば

永久えいきゅう悲かなしみが無ないように
慈悲深じひぶかい眼差まなざしが檻おりに変かわる
旅人たびびと知しらぬまま手てを伸のばす
開あけてはならなかった 禁忌きんきの箱はこ
哀かなしいとおりゃんせ 響ひびくそこは夢幻むげん郷きょう

鬼おにがひたひたと迫せまらぬよう 竜りゅうがとぐろを巻まく
あぁ もはや鬼おには誰だれのことか 分わからない

暗くらがりひと粒つぶの魂たましいが
真珠しんじゅのよう光ひかって願ねがいひとつ
遥はるかなわだつみに還かえるように
すべてを忘わすれ去さってもう一度いちど─　─　─　

黄昏たそがれも夜明よあけも無ない場所ばしょに
潜ひそんだ城しろはそう竜りゅうの棲家すみか
旅人たびびと新あらたなる結末おわり知しる
手土産てみやげに宝玉ほうぎょくを携たずさえて
誘さそいかける異界いかいは 極彩ごくさい色しきの桃源郷とうげんきょう
あなたを
誘さそいかける異界いかいは 極彩ごくさい色しきの桃源郷とうげんきょう