Cocytus 歌詞 Damian Hamada's Creatures ふりがな付

溢あふれた涙なみだが 霙みぞれになり降ふる
血ちの氷柱つららが刺さす
裏切うらぎり者ものの身体からだを

二に度どと戻もどれない
穏おだやかな世界せかい

人ひとの心こころの返かえり血ちを浴あびた
罪つみは永遠とわに凍こごえる
嘆なげきの川かわ
惨劇さんげきの庭にわ
嘲笑あざわらっているステュクスの流ながれ

罪つみを名乗なのらない
罪深つみぶかき罪つみの
過去かこと未来みらいとを
天秤てんびんにかけては裁さばく

永遠えいえんの終末しゅうまつ
終焉しゅうえんの始はじまり

人ひとの心こころ 砕くだいた音おとだけが
耳みみの奥おくで鳴なり響ひびく
恨うらみの唄うた
怒いかりの詩うた
聴きかせているステュクスの流ながれ

太陽たいようと月つきが
見み捨すてた牢獄ろうごく
最凶さいきょうの罪つみを
償つぐなう苦くるしみを捧ささぐ

赦ゆるしを得える術すべ
見みつかりはしない

人ひとの心こころを焼やき尽つくした火ひは
瞳ひとみの中なか 燻くすぶる

死しにはしない
終おわりもない
罰ばつと生いきる 氷こおりの姿すがたで

人ひとの心こころの返かえり血ちを浴あびた
罪つみは永遠とわに凍こごえる
嘆なげきの川かわ
惨劇さんげきの庭にわ
嘲笑あざわらっているステュクスの流ながれ