オーバーザムーン 歌詞 シベリアンハスキー ふりがな付

幼おさない頃ころママに教おそわった箒ほうきの乗のり方かた 箒ほうきの上うえに体からだを乗のせることさえ難むずかしい
あの時ときの頬ほほの痛いたみ、腕うでの痛いたみはとてもじゃないけど 忘わすれられないわ

あの時とき月つきが輝かがやく夜よる 淡あわい光ひかりにひとつのことを願ねがっていたわ

胸むねを焦こがすほどの恋こいがしたい 全部ぜんぶどうでもよくなってしまうほどの
恋こいを知しりたいの いつか出会であえるかしらと窓辺まどべで頬杖ほおづえついて

今いまじゃもうなんでもできるようになったわ 箒ほうきも魔法まほうも薬くすりの作つくり方かたも

でもただひとつだけ夜よるが明あけてもわからないことがあるの

あなたの心こころに秘ひめた思おもいよ
お得意とくいの魔法まほうを使つかってみたってなんにも見みえないの
わたしの大おおきな恋心こいごころ 窓辺まどべで溜ため息いきついて 思おもい出だしていた横顔よこがおを

あなたにはまだ話はなしてないわ 本当ほんとうのわたし 本当ほんとうの気持きもち
どんな魔法まほうをもってしても 真実しんじつの愛あいは揺ゆるがない

胸むねを焦こがすほどの恋こいをしたの 全部ぜんぶどうでもよくなってしまうほどの
大おおきな大おおきな恋こい知しったの 頬ほほや腕うでとはちがう痛いたみなの

今夜こんやはあたたかい夜よるだから スカートのフリルでも揺ゆらして
あなたの部屋へやの窓まどを優やさしく叩たたくから
ふたりで月つきまで飛とんでいこうよ