意味をつけるなら 歌詞 りうら ふりがな付

人ひとなんてさ
皆みんなそうだろう
歩あるき方かたに「意味いみ」を持もてずにいる
でも足跡あしあとに「価値かち」を求もとめて
焦あせる 何なにを残のこせるのかと

掻かき分わけて
『大切たいせつ』をなくさぬように
急せいて見逃みのがさぬように
立たち止どまって
振ふり返かえってもいいから
忘わすれないで

この世界せかいでは「価値かち」を残のこすことがいわゆる美学びがくらしい
なら何なにも成なせてないと嘆なげく君きみに
「意味いみ」はないのかな

生うまれてきただけで
「ナニカ」を求もとめられる
僕ぼくはその陰かげりを 君きみのやみを
照てらす灯あかりで在ありたい

人ひとなんてさ
皆みんなそうだろう
誰だれもが初はじめての人生じんせいで
ヘタクソでも過すごしてるだけで
えらい、と
そう言いって欲ほしいんだ

大丈夫だいじょうぶ
なんて言葉ことばじゃ弱よわくて
不安ふあんにさせちゃうけど
だけど僕ぼくは
これだけは言いえるんだ
聞きいてくれる?

君きみを誰だれかが忘わすれてしまっても
僕ぼくはずっと隣となりだよ
心こころからそうしたいと思おもえる
ああそっか
僕ぼくは「意味いみ」を見みつけたよ

君きみだよ

傷付きずつけられたり
貶けなされたりもする
ただ生いきることが辛つらい今日きょうでも
燈ともすよ君きみのそばで
長ながい夜よるがあけるまで

僕ぼくにはいつかおわりがあって
それも遠とおくはないかもな
だけど消きえないほど
輝かがやきを残のこせたから
きっと大丈夫だいじょうぶ

生うまれてきた「意味いみ」を
全まっとう出来できたかな
もう見みえないけど
君きみの笑わらう 声こえが聞きこえた気きがした
大丈夫だいじょうぶそうだ 安心あんしんだな
僕ぼくの『大切たいせつ』を守まもれた