歪んだピエロ 歌詞 白詞吐 ふりがな付

灰色はいいろにくもった街まち
足元あしもと照てらした味気あじけないネオン
君きみには明日あしたなんて無ないんだと
まるで語かたるかのように
何なにもかも無なくなったと
一人ひとりで座すわり込こんだ街まちの中なか
誰だれでも良いいやどっか連つれってってよ
今いまならお安やすくするよ

生いきる気力きりょくも 死しねる勇気ゆうきも
殺ころす勇気ゆうきもないから
お願ねがい 君きみの手てで 僕ぼくを刺さしてよ!

ねぇ
わかんないんだよ わかんないから
二に度どと戻もどりはしなくても
信しんじた 誰だれかに笑わらわれてもいい
わかってんだよ わかりたくないよ
鎖くさりが残のこる檻おりの中なか
幻想げんそうを見続みつづける
歪ゆがんだピエロ

もうどれだけ経たったっけ
そんなのすらも考かんがえたくない
カーテンの隙間すきまから差さし込こんだ
光ひかりが今いまでも縛しばる
夢ゆめの中なかでなら僕ぼくは
蝶ちょうにだって鳥とりにだってなれる
その翼つばさを手てに入いれさえすれば
すぐそばまで行いけるのに

忘わすれないでよ 置おいてかないで
いつまでも叫さけんでいたね
今いまでも 信しんじてる 馬鹿ばかみたいだね

ねぇ 笑わらってくれよ 何度なんど見みても
ガラスに映うつる自分じぶんには
翼つばさなんてついていなかった
なんでいないの?なんか痛いたいよ
戻もどりはしないの 知しってるのに
ずっと抑おさえられない

ねぇ
わかんないんだよ わかんないから
二に度どと戻もどりはしなくても
信しんじた 誰だれかに笑わらわれてもいい
わかってんだよ わかりたくないよ
鎖くさりが残のこる檻おりの中なか
幻想げんそうを見続みつづける
歪ゆがんだピエロ