よみ:よあけまえ
夜明け前 歌詞
-
蔦屋重三郎,喜多川歌麿,瑣吉,庶民たち
- 2026.3.25 リリース
- 作詞
- 浅井さやか(One on One)
- 作曲
- 和田俊輔
- 編曲
- 和田俊輔
友情
感動
恋愛
元気
結果
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「こんなところで油売あぶらうってちゃ時代じだいに置おいてかれちまうぜ」
あっしの名なは 蔦屋重三郎つたやじゅうざぶろう
お見知みしりおきを
生うまれは吉原よしわら
欲よくと芸げいが渦巻うずまく町まち
育そだちも吉原よしわら
絢爛けんらん 放蕩ほうとう
粋いき 通つう 江戸えどの張はり
穿うがって 傾かぶいて 遊あそぶ町まち
江戸えどのその先さきを見極みきわめる
あっしこそが 蔦屋重三郎つたやじゅうざぶろう
先見せんけんの明めい 見抜みぬく力ちから
見初みそめた戯作者げさくしゃと絵描えかきで
切きり拓ひらく 最先端さいせんたん
並々なみなみならぬ 執着心しゅうちゃくしん
見みつけた才能さいのうはたちまち
大輪たいりんの 花はな咲さかす
江戸えど文化ぶんかの仕掛しかけ人にん
夜明よあけはもうすぐそこ
「洒落しゃれ本ぼんならやはり山東さんとう京伝きょうでんか」
「朋誠堂ほうせいどう喜き三二さんじもいるぞ」
「太田おおた南畝なんぽ先生せんせいは別格べっかくだ」
「俺おれは恋川春町こいかわはるまちセンセが好すきだねえ」
「みーんな旦那だんなの息いきがかかってやがる」
「おいおい、絵えのことも忘わすれてくれなさんな」
「絵えならそりゃあ…!」
「絵えならそりゃあ…誰だれだい?」
稀代きたいの天才てんさい絵師えし 喜多川きたがわ歌麿うたまろ
知しらぬ者ものはなし
旦那だんなと二人ふたりで
人間ひとの欲よくを描えがき尽つくす
旦那だんなと二人ふたりで
絢爛けんらん 放蕩ほうとう
粋いき 通つう 江戸えどの張はり
穿うがって 傾かぶいて 描かき写うつす
江戸えどの内面ないめんを抉えぐり出だす
アタシこそが 喜多川きたがわ歌麿うたまろ
この世よは誰だれの掌てのひらの上うえ?
浮世うきよは誰だれの掌たなごころ?
暗くらくて見みえぬ まだ見みえぬ
日ひが昇のぼらにゃまだ 朝あさは来こぬ
転ころんで 転ころがし 転ころがされて
てん てん てん と 世よは明あける
「さあてお待まちかね。 稀代きたいの天才てんさい絵師えし喜多川きたがわ歌麿うたまろの新作しんさくだ! とくとご覧らんあれ!」
「これは高島屋たかしまやのおひさかい」
「難波なんば屋やのおきたもいるな」
「上うえのは富本とみもと豊とよ雛ひなだぞ」
「そうさ。 江戸えどの三大さんだい美女びじょが揃そろいも揃そろって歌麿うたまろに首くびったけよ」
「大首絵おおくびえだけにってか。 うまいね」
「よおッ! 蔦つた重じゅう!」
「あっしを讃たたえたってしょうがねえや。
讃たたえるなら、この絵え、そして天才てんさい歌麿うたまろさ!」
「よおッ! 歌麿うたまろ!」
「これぞ、美人画びじんが歌麿うたまろの真骨頂しんこっちょう『寛政かんせい三さん美人びじん』だ!
さあ、お手てに取とって見みてってくれ」
見抜みぬく者ものも
見初みそめられる者ものも
天てんに愛あいされ
天てんに微笑ほほえまれた
何なにより
時代じだいに求もとめられた
「……」
流行はやりはあっしの掌てのひらの上うえ
アタシは誰だれの掌たなごころ?
てん てん てん…
文化ぶんかの夜明よあけは近ちかい
てん てん てん…
あっしが連つれてこよう
昇のぼる日輪にちりんを
あっしの名なは 蔦屋重三郎つたやじゅうざぶろう
お見知みしりおきを
生うまれは吉原よしわら
欲よくと芸げいが渦巻うずまく町まち
育そだちも吉原よしわら
絢爛けんらん 放蕩ほうとう
粋いき 通つう 江戸えどの張はり
穿うがって 傾かぶいて 遊あそぶ町まち
江戸えどのその先さきを見極みきわめる
あっしこそが 蔦屋重三郎つたやじゅうざぶろう
先見せんけんの明めい 見抜みぬく力ちから
見初みそめた戯作者げさくしゃと絵描えかきで
切きり拓ひらく 最先端さいせんたん
並々なみなみならぬ 執着心しゅうちゃくしん
見みつけた才能さいのうはたちまち
大輪たいりんの 花はな咲さかす
江戸えど文化ぶんかの仕掛しかけ人にん
夜明よあけはもうすぐそこ
「洒落しゃれ本ぼんならやはり山東さんとう京伝きょうでんか」
「朋誠堂ほうせいどう喜き三二さんじもいるぞ」
「太田おおた南畝なんぽ先生せんせいは別格べっかくだ」
「俺おれは恋川春町こいかわはるまちセンセが好すきだねえ」
「みーんな旦那だんなの息いきがかかってやがる」
「おいおい、絵えのことも忘わすれてくれなさんな」
「絵えならそりゃあ…!」
「絵えならそりゃあ…誰だれだい?」
稀代きたいの天才てんさい絵師えし 喜多川きたがわ歌麿うたまろ
知しらぬ者ものはなし
旦那だんなと二人ふたりで
人間ひとの欲よくを描えがき尽つくす
旦那だんなと二人ふたりで
絢爛けんらん 放蕩ほうとう
粋いき 通つう 江戸えどの張はり
穿うがって 傾かぶいて 描かき写うつす
江戸えどの内面ないめんを抉えぐり出だす
アタシこそが 喜多川きたがわ歌麿うたまろ
この世よは誰だれの掌てのひらの上うえ?
浮世うきよは誰だれの掌たなごころ?
暗くらくて見みえぬ まだ見みえぬ
日ひが昇のぼらにゃまだ 朝あさは来こぬ
転ころんで 転ころがし 転ころがされて
てん てん てん と 世よは明あける
「さあてお待まちかね。 稀代きたいの天才てんさい絵師えし喜多川きたがわ歌麿うたまろの新作しんさくだ! とくとご覧らんあれ!」
「これは高島屋たかしまやのおひさかい」
「難波なんば屋やのおきたもいるな」
「上うえのは富本とみもと豊とよ雛ひなだぞ」
「そうさ。 江戸えどの三大さんだい美女びじょが揃そろいも揃そろって歌麿うたまろに首くびったけよ」
「大首絵おおくびえだけにってか。 うまいね」
「よおッ! 蔦つた重じゅう!」
「あっしを讃たたえたってしょうがねえや。
讃たたえるなら、この絵え、そして天才てんさい歌麿うたまろさ!」
「よおッ! 歌麿うたまろ!」
「これぞ、美人画びじんが歌麿うたまろの真骨頂しんこっちょう『寛政かんせい三さん美人びじん』だ!
さあ、お手てに取とって見みてってくれ」
見抜みぬく者ものも
見初みそめられる者ものも
天てんに愛あいされ
天てんに微笑ほほえまれた
何なにより
時代じだいに求もとめられた
「……」
流行はやりはあっしの掌てのひらの上うえ
アタシは誰だれの掌たなごころ?
てん てん てん…
文化ぶんかの夜明よあけは近ちかい
てん てん てん…
あっしが連つれてこよう
昇のぼる日輪にちりんを