リピートラジディー 歌詞 150P ふりがな付

何なんかおかしいんだ 見みえない何なんかが
音無おとなく潜ひそんで 不安ふあんを燻くゆらせて

視線しせんがするんだ 見みえない誰だれかの
重かさなり合あう可能性かのうせい 蜘蛛くものそれのように

拠よって 反そって 疑うたぐって 去さって
糸引いとひいてたって 意図いとはもう引ひかないんだ

「あいつはこうで」 「そいつのせいで」
繰くり返かえす想おもいの末すえ
ただ独ひとり なぜ一人ひとり 紡つむぐこともできず

綺麗事きれいごとだけ 並ならべて閉とじて
明日あしたには 何なにも無ないと

祈いのってた 夢見ゆめみてた
夢ゆめの中なか また また また また

終おわれない


何なんかおかしいんだ 消きえない何なんかに
仕掛しかけがあるんだ 人々ひとびと狂くるわせる

拍手はくしゅをするんだ 見みえないどこかで
縺もつれ落おちる惨劇さんげきは 人ひとのそれのようで


憶おもって 切きって 絵えに描かいて 寄よって
ただ沿そってたって 雨あめはもう止やまないんだ


「あの時ときこうで」 「あの子このせいで」
泥沼どろぬまの想おもいの果はて
もう一人ひとり また一人ひとり 訝いぶかしむことすら

自分事じぶんごとだけ 並ならべて捏こねる
野狐のぎつねに 「化ばか」にされて

祈いのってた イレギュラー
夢ゆめの中なか なぜ なぜ なぜ なぜ

終おわらない

誰だれかの未来みらいと どこかをRe:write
こんな話はなしに続つづきがあるなら

拠よって 反そって 疑うたぐって 絶たって
目めを避さいて剥はいで キミは もう そこに居いるんだ

ただ繰くり返かえす リピートラジディー
幾千いくせんの悲劇ひげきの末すえ
また独ひとり もう一人ひとり 次つぎもほら同おなじだ

祈いのる事ことすら 忘わすれて観みてた
既視感きしかんも 飽あきに飽あきて

夢充ゆめみテタ 夢見ゆめみテタ
其そノ夢ゆめは まだ まだ まだ まだ

終おわれない