楓 歌詞 るなちゅ feat. 鏡音リン ふりがな付

はらりひらり舞まい散ちるこの身みに降ふり積つもる
白しろい雪ゆきを浮うかべて君きみ思おもふ…
嘆なげく月つきはふわりと浮世うきよの眼めを隠かくす
今宵こよい消きえる儚はかなき恋こい模様もよう

有あり触ふれた色いろの滴したたる夢境むきょう
咲さき乱みだれる君きみの姿すがたは無なく
鮮あざやかな季節きせつに想おもい馳はせて
無情むじょうこの上うえなし

矛盾むじゅんする時ときと綻ほころびる灯火ともしび
気きづいているわ 私わたしの折いのり
秘ひめ事ごとを喰くう夢ゆめでも
四季しきは変かわり行いく残酷ざんこくな淡あわい幻想げんそう

この真まっ赤かに染そまった季節きせつに咲さき乱みだれ
美うつくしくも儚はかなき恋こい楓かえで
その散ちりゆくわが身みに残のこした歌声うたごえが
いつか君きみの側そばにと願ねがうまで

あの綺麗きれいな景色けしきを包つつむ面影おもかげなど
世界中せかいじゅうの何処どこにも無ないけれど
そのまだ見みぬ姿すがたに魅みせられ恋こい焦あせれ
繰くり返かえし巡めぐり行いく恋こい模様もよう

君色きみいろに染そまる季節きせつは遠とおくて楓かえでの事こととてあえかに散ちり行いく
古雪ふるゆきの元もとで春空はるそら待まちわび赤雪あかゆきとともに世界せかいは目覚めざめる
華はなは違ちがえど四季しきは訪おとずれるあなたは目覚めざめ私わたしは消きえ行いく
そんな気きまぐれなことしなえかしく誰だれが決きめたのかか勝手かってな方かた恋こい
眼めを閉とじてもそこに君きみは居いなくて誰だれもが感かんじる常識じょうしきは難儀なんぎ
五月雨さみだれ混まじればあなたは散ちりゆくさりとて定さだめし儚はかない慣ならわし
孤独こどくで無知むちな孤高ここうは小粋こいきで好事家こうずかな四季しきが恋路こいじを邪魔じゃまする
何処どこまでも続つづく無限むげんの宵闇よいやみ春はる来くればまたも逢あえずの慈悲じひ恋こい

また咲さき誇ほこり儚はかなく散ちってゆく
幾度いくども繰くり返かえされにてすれ違ちがう
迷まよい戸惑とまどい それでも歩あるき出だす
無邪気むじゃきな笑顔えがおで笑わらう姿すがた求もとめ…

はらりひらり舞まい散ちるこの身みに降ふり積つもる
白しろい雪ゆきを浮うかべて君きみ思おもふ…
嘆なげく月つきはふわりと浮世うきよの眼めを隠かくす
今宵こよい消きえる儚はかなき恋こい模様もよう