盤上のカランコエ 歌詞 WEAKEND WALKER ふりがな付

人生じんせいは白しろと黒くろのボードゲーム
よりももっと複雑ふくざつで入いり組くんでいる
代かわり映はえの無ない日々ひびに潜ひそんでいる
自分じぶんなりの正義せいぎを孕はらんでいる

曖昧あいまいに相反あいはんする 正義せいぎも不義ふぎも
人ひとの数かずだけある 次つぎの一手いってに
誰だれかの決きめる正解せいかいも不正解ふせいかいも無ない
自分じぶんで決きめたアンサー
それだけが船ふねを漕こぐオールだ

だから僕ぼくは誰だれかの為ために答こたえは出だせない

誰だれだってそうさ光ひかりの中なかで色いろを見みつけ
暗くらがりの中なかでも色いろを見みつける
白しろと黒くろとで決きめようとするから
いけないんだきっと
きっと きっと きっと
君きみの色いろはどんな色いろ?

名なばかりの正義せいぎ「マジョリティ」
誰だれかのせいにするのは簡単かんたんだ
白しろと黒くろ 裏表うらおもて だけじゃない
世界せかいに目めを凝こらして

かき消けされた小ちいさな声こえは
社会しゃかいの教科書きょうかしょの隅すみの方かたで
いつか響ひびくだろう 不義ふぎの歌うたとして

正常せいじょうと異常いじょう
真実しんじつと幻想げんそうの境界線きょうかいせん
静寂せいじゃくと喧騒けんそう
現実げんじつと理想りそうの平行線へいこうせん
触ふれることのないふたつの狭間はざまで
人ひとはもがいている今日きょうも変かわらずに

誰だれだってそうさ
光ひかりの中なかで色いろを見みつけ
暗くらがりの中なかでも色いろを見みつける
白しろと黒くろとで決きめようとするから
いけないんだきっと
きっと きっと きっと...

僕ぼくだってそうさ
挟はさまれていたって君きみを見みつけた
暗くらがり照てらす光ひかりのよう
な白しろと黒くろとでは決けっして描かけない
彩あややかな世界せかいをずっと ずっと
ずっと僕ぼくらの色いろで描かくよ

君きみの色いろはどんな色いろ?

僕ぼくの色いろはこんな色いろ