赤あかい花はなを掌てのひらに乗のせて
笑わらっていたけれど
もう見みえなくなってしまった
最後さいごに降ふった
雨あめの日ひのことも
もう思おもい出だせはしない
昔むかし 聞きいたおとぎ話ばなしみたいに
物語ものがたりは進すすむ
七色なないろのその縁ふちに
指ゆびを掛かけ揺ゆられ
数かぞえる 遠とおい背中せなか
影かげは伸のびてゆく
ともし火びさえ染そめて
剥はがれた距離きょりの先さきに
懐なつかしいあなたを見みた
今いま
さようなら
私わたしの大切たいせつなものたち
さようなら
私わたしの大好だいすきなものたち ぜんぶ
赤akaいi花hanaをwo掌tenohiraにni乗noせてsete
笑waraっていたけれどtteitakeredo
もうmou見miえなくなってしまったenakunatteshimatta
最後saigoにni降fuったtta
雨ameのno日hiのこともnokotomo
もうmou思omoいi出daせはしないsehashinai
昔mukashi 聞kiいたおとぎitaotogi話banashiみたいにmitaini
物語monogatariはha進susuむmu
七色nanairoのそのnosono縁fuchiにni
指yubiをwo掛kaけke揺yuられrare
数kazoえるeru 遠tooいi背中senaka
影kageはha伸noびてゆくbiteyuku
ともしtomoshi火biさえsae染soめてmete
剥haがれたgareta距離kyoriのno先sakiにni
懐natsuかしいあなたをkashiianatawo見miたta
今ima
さようならsayounara
私watashiのno大切taisetsuなものたちnamonotachi
さようならsayounara
私watashiのno大好daisuきなものたちkinamonotachi ぜんぶzenbu