すごい人は奥にいる 歌詞 佐久間一行 ふりがな付

すごい人ひとは奥おくにいる すごい医者いしゃは奥おくにいる
すごい強つよい敵てき奥おくにいる すごい仙人せんにん奥おくにいる
すごいとされている人ひとは奥おくにいる

だけど私わたしは

手前てまえに 手前てまえに私わたしはいるのさ(いるのさ)
ほんとにすごい人ひとなのに(人ひとなのに)
奥おくは人ひとが来こなくて(退屈たいくつさ)
空気くうきの流ながれも良よくない(換気かんきできない)
すごい人ひとは奥おくにいる すごい人ひとは奥おくにいる
すごい人ひとなのに手前てまえにいる

(じゃあ、いないならここに座すわってもいいですか?)
ダメだ、君きみはすごくないから座すわれはしない
わたしは、もっと手前てまえに行いってみようかな
(ダメです、すごいからこれ以上いじょうはダメです)
すごい人ひとは守まもられる すごい人ひとはしばられる
すごいからこそ窮屈きゅうくつになる

だから私わたしは飛とび出だした
こんなところ歩あるいたの初はじめてさ
全すべてが新鮮しんせんに思おもえる
どんな世界せかいが待まっているだろう
新あたらしい旅たびの始はじまりさ
見みたことない景色けしきが広ひろがる

誰だれだ君きみたちは でもいいのさ
わたしのすごさが通つうじない(通つうじない)
こんな感覚かんかく初はじめてさ(初はじめてさ)

距離感きょりかんつめるの早はやいけど(いいのさ)
簡単かんたんにラインを越こえてくるけど(いいのさ)
ここではすごさは通つうじない
楽たのしく並ならんで横よこにいる
すぐには慣なれずに少すこし手前てまえにいる

新あたらしい冒険ぼうけんの始はじまりさ