青春のフィルター 歌詞 みきなつみ ふりがな付

汗あせが染しみ付ついた 体育館たいいくかんの匂におい
これで最後さいごと 胸むねに花はなが咲さいた

授業じゅぎょうで寝ねてばかりだったあいつが
誰だれより泣ないてるのが 可笑おかしいのに

青春せいしゅんのフィルターに映うつる
ぼくたちが世界せかいの中心ちゅうしんで
何度なんどもシャッターを切きるんだ
ああ、出会であえてよかった

くたくたになった
ワイシャツのポッケに
隠かくした初恋はつこい
あっけなく散ちってた

朝あさまで悩なやんで やめた言葉ことば
簡単かんたんに言いえちゃう日ひが来くるのかな

青春せいしゅんのフィルター 10年ねん後ご
思おもい出でのおつまみでアルコール
大人おとなになったらわかるって
ああ、誰だれかが言いってたな

寒さむさを乗のり越こえた桜さくらの蕾つぼみが
力強ちからづよく花はなを咲さきかす頃ごろ

時間じかんを忘わすれて笑わらった教室きょうしつ
オレンジ色いろに染そまってゆくよ

青春せいしゅんのフィルター見返みかえして
約束やくそくもなしに会あえたこと
なんでもない日々ひびが特別とくべつなんだって

今更いまさら気きづいた
ありがとう、いつかまたね