恋愛重症 歌詞 志磨遼平 ふりがな付

すてきなひと 美うつくしいひと
「はじめまして」はそんなもんだった
のが 今いまでは

伝つたえたいのも 話はなしたいのも
まず浮うかぶのは きみになってった
いつのまにか

たわいない夜よるもつながって
ささいな心こころうたがって
ふさぐぼくをウザがんないで
ああ つらいなあ

恋愛れんあい重症じゅうしょう
胸むねが痛いたくてたまらない
なんてひどいさま
わずらい 打うつ手てもない

つないでた手てにのこる
きみのかすかな匂におい嗅かいで
ぼくはまるで恋こいの犬いぬ

好すきにして もう好すきにしてよ
すがりたいほど灼やけるなんて
いやんなるなあ

そんなぼくはまた歌うたがあって
ふがいなく機嫌きげんうかがって
せめて からかわないで
ああ ダサいなあ

恋愛れんあい重症じゅうしょう
熱ねつを計はかれば きみよりも
ほら 高たかいでしょう
知しらずに 伝染でんせんればいい

きみにバカだよ あいしてる
もう手遅ておくれさ
こじれた 甘あまい病やまいい

のぼせた夜よるに浮うかべた ももいろの月つきに
あのコを抱だいていたい 今いまも 今いまも

恋愛れんあい重症じゅうしょう
涙なみだあふれる この想おもい
ねえ ひどいでしょう 重症じゅうしょうでしょう
身みも焦こげそう

つける薬くすりもないならば
ただ あいしてる
好すきだよ きみのものよ